TOP > 梅雨入り
 ← 紫陽花と雨 | TOP | 黄釣舟と丸花蜂

リストマーク 梅雨入り 

2014年06月06日 ()
  昨日、関東甲信越の梅雨入りが宣言されました。平年に比べ3日程早い梅雨入りだそうです。梅雨明けは7月下旬ごろですから、ひと月半ほどじめじめした時期が続くことになりそうです。「ツユ」は漢字で書くと「梅雨」ですが、中国から伝わってきた言葉で、揚子江流域で梅の実が熟す時期に雨期があり、それを梅雨と呼んでいるようです。日本で「梅雨」を「ツユ」と呼ぶようになったのは江戸時代のようです。語源は木の葉などに降りる「露」から来ている、と考えるのが自然のようです。

  さて、今日の水彩画は「雨あがりの木もれびの森」です。梅雨も近く晴れと雨が交互にやってくる中で、雨の滴が残る木もれびの森に朝陽が射し込みます。雨に洗われた草木の葉が、陽を浴びて鮮やかに光り輝きます。葉に残った露が陽に輝き、新緑の緑に宝石の飾り付けがされたようです。
14-06-06.jpg

  6月6日は二十四節気の「芒種」。歴便覧に「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」とあるように、イネ科の植物の種まきの時期です。実際には、現在の種まきはこれよりも早く、3月から4月ごろでしょうか。芒種の間の七十二候の初候には、螳螂生(とうろう しょうず)(カマキリが生まれ出る)、次候は腐草為蛍(ふそう ほたると なる)(腐った草が蛍になる)とあり、カマキリや蛍が現れる頃でもあります。

  おとうさん!読書ですか?「あなた~、明かりも点けずに、何を読んでいるのですか。なにか怪しい本では?」「なっ何を言うか!“蛍雪の功”という故事を知っているか?中国の晋の国の車胤(しゃいん)と言う人は貧しくて灯油が買えず、蛍(ほたる)の光で勉強をした。また、孫康(そんこん)と言う人は雪の明かりで書物を読み学んだ。やがて、二人はともに地位の高い立派な人になったという・・・・。苦労して学び、それが報われ成功する・・・ということだ。蛍の光窓の雪♪って歌があるだろう・・・・」「あなたが読んでいる本は・・パチンコ攻略法・・ですって?そういえばパチンコ屋の閉店のメロディが蛍の光窓の雪♪でしたねえ・・あなたっ!」「・・・・・・」

  日本のゲンジボタルは5月から6月に孵化します。腐草為蛍(ふそう ほたると なる)とあるように、昔は、蛍は腐った草から生まれると考えられていたようで、恐らく幼虫や成虫が水草のような香りがすることから来ているのでしょう。蛍の発光現象はルシフェラーゼという酵素とATPがはたらくことで発光するそうで、非常に効率が高い光源のようです。蛍が光を出す目的は、どうやら恋の信号らしく、子孫繁栄のための希望の光なのかも知れません。

  では、また次回の水彩画をお楽しみに・・・・・・・・・・・ サム ヤマモト
[2014.06.06(Fri) 16:27] 季節Trackback(0) | Comments(0)
↑TOPへ


 ← 紫陽花と雨 | TOP | 黄釣舟と丸花蜂

COMMENT

COMMENT POST















管理者にだけ表示

Trackback

この記事のURL:
http://samwatercolor.blog.fc2.com/tb.php/97-da0f4ea5
 ← 紫陽花と雨 | TOP | 黄釣舟と丸花蜂

カウンター

カレンダー

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

QRコード