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2014年04月16日 ()
 「木もれびの森」の桜が散り地面が桜色になった散歩道では、咲き始めたいろいろな野草の花を目にすることが出来ます。いまは、タチツボスミレ、ムラサキケマン、オオイヌノフグリなどが咲いています。桜の花は、山桜がすっかり散ってしまいましたが、枝垂れ桜は花の色が薄くなったものの、まだ満開に咲いています。
  先日、北杜市実相寺の神代桜を見に行ってきました。車で朝早くに出かけましたが、大勢の見物客でにぎわっていました。神代桜を見た後は、韮崎市の「わに塚の桜」に車をまわして、花見のはしごをしてきました。

  わに塚の桜は、韮崎段丘のほぼ中央、こんもりと盛り上がったわに塚の上にある、樹齢320年の桜です。今日の水彩画はこの美しい樹形の「わに塚の一本桜」です。
  樹高17メートル、幹の周り4メートルのエドヒガンザクラの巨木が、半球状に枝を広げて満開の花をつけた姿は、巨大な桃色のお椀を畑の真ん中に伏せたように見えます。日本武尊の王子の武田王がこの地を治めたのち、埋葬された場所を「王仁塚(わにづか)」と呼ぶようになったと、伝えられているそうです。
14-04-14.jpg

  木もれびの森に咲く菫のほとんどがタチツボスミレ(立坪菫)のようです。スミレ(菫)の名前は、距(キョ)が突き出た花の形が、大工道具の「墨入れ」に似ていることから「スミイレ」の呼び名がつき、次第に「スミレ」になったようです。スミレの花の奥にある距(キョ)は、花の蜜を隠すところで、この蜜を上手に吸える虫は限られているので、仲間のスミレと効率の良い花粉交換をしているのです。虫がほかの花に浮気しないようにしているみたいですね。

  おとうさん、ポケット植物図鑑?人気の本!「う~ん、一番に咲くのは姫踊子草かあ、見たなあこれ!スミレ、シバサクラねえ、ムラサキケマンも咲いていたなあ・・」「あなた!姫の踊り子、スミレにサクラ?いったいどこで浮気をしているのですか?キィー!」「ちっ、違いますよ!ポケット図鑑!野草の花の話!」「そうよね!あなたは“狐火の燃えつくばかり枯れ尾花(蕪村)”ですよねえ・・枯れていますもの・・」「ほっ・・危ない、危ない!まだまだ花から花へいけますよ、菫ちゃんも桜ちゃんもいいねえ・・」

  スミレはいろいろな知恵を働かせています。小さな花でも目立ように他の植物が大きくなる前に花を開き、虫を呼び寄せます。距の蜜を好む虫によって、他のスミレとの遺伝子交換をして強い種を作ります。また、落ちたスミレの種はアリが好む粘液を付けていて、種はアリによって遠くへ運ばれ、繁殖する場所を広げています。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・ サム ヤマモト
[2014.04.16(Wed) 11:19] 自然風景Trackback(0) | Comments(0)
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