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2014年03月21日 ()
 いよいよ春がやってきました。今日3月21日は二十四節気の春分です。歴便覧に「日、天の中を行きて昼夜等分の時なり」とあるように、太陽の通り道が赤道上となり昼夜の長さが同じになります。
 春分から清明にいたる時期を三つに分けた七十二候では、「雀始めて巣くう(すずめはじめてすくう)」と雀たちが巣作りを始め、次の三月末には「桜始めて開く(さくらはじめてひらく)」となり桜前線が首都圏までやってきます。四月初めは「雷乃声を発す(かみなりすなわちこえをはっす)」と雷の季節となります。

 今日の水彩画は「木もれびの森の早咲き桜」です。木もれびの森で一番先に咲くのが河津桜です。昨夜の冷たい雨に打たれた桜でしたが、今朝の春の陽射しを浴びて元気に満開となりました。森の木々の間を抜けてくる朝陽が花弁のひとつひとつを明るく桃色に照らし、枝先に開く花々が空中に桃色の花壇を創り出します。
 河津桜(カワヅザクラ)は、オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種といわれ、静岡の河津町で発見されたことから河津桜と名付けられました。2月には開花する早咲きの桜で、花の桃色はソメイヨシノより濃く、花期が1ヶ月と長いのも特徴です。
14-03-20.jpg

 春分の日は「自然を称え、将来のために努力する日」と法で定められた祝日で、お彼岸の中日でもあります。「彼岸」とは「現世を離れ極楽浄土の岸に至る」ことを意味し、春分は真東から陽が昇り、真西に陽が沈むので、西方の彼方の極楽浄土に思いをはせ、極楽浄土に生まれ変わることを祈ったのが彼岸の始まりです。やがて来世への関心の高さから、この世を去っていった先祖の供養をする行事となったようです。

 おとうさん、お彼岸にお酒ですか?「うまいね、お彼岸の酒は先祖の供養だ。酒好きなご先祖さまの供養には、やはりお酒だなあ~」「あなた!肴はなにもありませんよ。お供えのぼたもちでいいですか?今日は半殺しです!」「ゾ~!はっ半殺し!」 おとうさん、半殺しとは半分しかつぶしていないあんこのことです。「しっ知ってらあ、ちょいと驚いてやったのさ。春はぼたもち(牡丹餅)で、秋はおはぎ(お萩)ね!ガブリ!うまいね、うっつ!餅がのどにっ、苦しい!あんは半殺しでも、餅は皆殺しだあ!」

 「雷乃声を発す」の春雷は、雷に驚いて地中の虫が這い出てくることから「虫だしの雷」ともいわれます。この雷は「神なり」の意味もあり、ありがたい神様の春の到来を知らせるお告げだそうです。この時期、いっせいに芽吹いた木々が山を覆い、力強く明るいさまを表した季語に「山笑う」とあります。見事な表現力ですね。

 ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・・サム ヤマモト
[2014.03.21(Fri) 15:09] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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