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2014年02月07日 ()
 2月4日は二十四節気の立春です。昼ごろから降っていた雨が突然雪に変わり、あれよあれよという間に、街路樹や生け垣に雪が積もりだしました。春というにはあまりにも寒い立春でした。それもそのはず、「立春」とは春が立つ、つまり春へと向かいますよ、という日で、暖かい春が来たわけではないのです。立春は、立春寒波と呼ばれる寒波が押し寄せる時期でもあります。
 さらに、2月8日頃は立春寒波が居座ったままの状態で、太平洋岸を低気圧が通過するため、ひょっとすると大雪になる!との予報が出ているようです。

 寒さ厳しい日が続きますが、今日の水彩画は「冬山の白樺林」です。これも菅平高原の風景ですが、雪の中の白樺の林は陽が当たる時間によってさまざまな色彩に変化します。午前中の雪は青白くキラキラと眩しく輝きますが、午後日が傾くと木々の赤茶色の影が雪の斜面に落ち、白樺の幹に赤色を映します。寒風が吹き下ろす山の斜面ですが、淡いセピア色の風景が温もりを感じさせてくれます。
14-02-04.jpg

 立春の日の朝には、禅寺の門や家の玄関に「立春大吉」と縦書きしたお札を貼り付けて、厄払いとします。「立春大吉」と縦に書いて真ん中に線を引いてみると、四文字がすべて左右対称になっています。ということは、表から見ても、裏から見ても立春大吉と読めるということです。このお札を玄関に貼っておくと、魔物(鬼)が玄関から入ったあとで振り返ると、玄関と同じ「立春大吉」と書かれたお札を見て(裏から見ている)、玄関の入口と思い後戻りして出て行ってしまう、というのですが・・・・。

  おとうさん、雪が降ってきましたよ!「春の雪とくりゃ、雪見酒だね。こう寒くっちゃ熱燗でキュウといきたいね。」「それより、あなた!立春大吉のお札を貼って厄払いしてくださいな!」「はいはい!えっつ、あなたが災いだって。なにをいっているんだか・・・。お札を貼ってと、ぶるっ!寒い、寒い、お酒で暖まろう!立春といえば、“立春朝絞り“という旨い酒があるのだそうだ!」「あなた!朝から、お酒お酒と騒いでいますが、朝酒などという贅沢はいけません!」「朝一番から絞られています・・・・」

 立春に行われる風習で最近広まったのが、「立春朝搾り」というものです。これは、日本酒の蔵元が始めたそうで、立春の早朝に搾り作り出される新酒をその日のうちに味わうという、贅沢で旨そうなお酒です。
 「春(はる)」という言葉は、「万物が発する」「木の芽が張る」「天気が晴る」などの意味を持っているようで、冬を耐え春を待ちわびる気持ちが言葉に表われています。

 それでは、また次回の水彩画をお楽しみに・・・・・ サム ヤマモト
[2014.02.07(Fri) 10:35] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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