TOP > イチョウと銀杏
 ← 謹賀新年 | TOP | 12月の風景

リストマーク イチョウと銀杏 

2013年12月23日 ()
 12月も下旬に入り、今年も押し迫ってきました。かみさんが銀杏の殻を割って実を取り出していました。炒って塩をまぶした実は酒のつまみにいいですね。
 イチョウは黄葉の美しさと火に強いことから街路樹として多く植えられていて、全国で57万本が植えられているそうです。銀杏がなるのは雌の木で、銀杏は落果すると悪臭がするため、街路樹には雄ばかりが植えられています。

 さて、今日の水彩画は、「師走のイチョウの落葉」です。公園のイチョウの黄葉も12月に入るとさかんに葉を落としていきます。初冬の陽がイチョウの大木を照らし、黄色の落葉絨毯を黄金色に染め、暖かく温めます。樹上の黄葉より、地面の落ち葉の方がより美しく輝く季節です。
13-12-20.jpg

 イチョウは中国安徽省に自生していたものが人為的に移植され、世界中に分布するようになったようで、日本には仏教伝来と同じころに移入されたようです。ですから、和名のイチョウは、中国語の鴨脚(イアチァオ)から来ているようで、葉の形がアヒルの足に似ていますね。ギンナンは銀杏の唐音読み「ぎん・あん」から来ています。

 おとうさん!ウロウロしてどうしました?「いや、忘れ物を取りに戻ってきたのだが、何を忘れたのかが思い出せない!」 物忘れが激しくなってきましたね、おとうさん!「そうだ!思い出した!イチョウの葉を煎じて飲むと物忘れに効くそうだよ!」 ・・・忘れ物を思い出したのと違う?「そうだ!思い出した!」 こんどこそ・・・・「英語ではイチョウのことをmaidenhair treeともいうのだ。イチョウの葉が女性の髪形に似ている!イヒヒ・・」思い出すものが違うでしょう。こりゃ、早くイチョウの葉を煎じた薬を飲んだ方がイチョウ。

 イチョウは雄雌の区別が難しく、厳密には花が咲かないと分からないようです。ところが、イチョウを種から育てると花が咲くまで30年近くもかかるので、街路樹などは育ってから雌だったという訳にもいかず、雄と分かっている木を接木するのだそうです。
 イチョウの木材は、油分を含み水はけがよく、加工性に優れ曲がりが出にくい良質材だそうです。寿司屋のカウンターの天板、碁盤や将棋盤に使われ、イチョウのまな板は高級品といわれています。
 イチョウの落葉した葉は腐りにくく、一般に落葉たい肥には向かず落ち葉の処理が大変と聞いていました。しかし、落葉の下の地層から採取した糸状菌を培養し、イチョウの葉と混ぜ腐敗させると良質のたい肥になる、という記事を見つけました。自然が創り出したリサイクルの仕組みです。人が自然から学ぶことはまだまだあるようです。

 では、また次回の水彩画をお楽しみに・・・・・・サム ヤマモト
[2013.12.23(Mon) 09:25] 植物Trackback(0) | Comments(0)
↑TOPへ


 ← 謹賀新年 | TOP | 12月の風景

COMMENT

COMMENT POST















管理者にだけ表示

Trackback

この記事のURL:
http://samwatercolor.blog.fc2.com/tb.php/75-ed6d2edf
 ← 謹賀新年 | TOP | 12月の風景

カウンター

カレンダー

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

QRコード