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2013年11月28日 ()
 先日、秋の色濃い新宿御苑を散策してきました。新宿御苑は巨木が数多くある公園として知られています。樹齢130年、高さ35メートルのユリノキをはじめとして、ヒマラヤスギ、ホウノキ、プラタナス、ケヤキなど、巨大な樹木が林立している広大な公園は、都会の真っただ中とは思えない別世界です。

 そこで、今日の水彩画は、「新宿御苑のケヤキの大木」です。黄色に紅葉したケヤキの大木、樹高20メートルはゆうに超えているでしょう。かなり離れないと全体を見ることが出来ません。葉を散らして冬籠りに入る前に美しく着飾る樹木は、内に秘める命の力強さを鼓舞しているようです。ケヤキの葉っぱの色は「赤茶色」と「黄色」があり、木によって違う色になります。街路樹のケヤキでも、隣同士で違う色に紅葉しているのを見かけます。なぜ異なった色になるのか、まだよくわかっていないそうです。
13-11-27.jpg

 ケヤキは枝振りがとても美しい木です。ケヤキという名前も、「際立って目立つ」「美しい」という意味の「けやけし」から「けやけき木」と呼ばれたことからきているようです。 樹形が美しいケヤキですが、木目も美しく、堅く強く、磨くと光沢を生じることから、家屋や神社仏閣の用材として使われてきました。京都東山の清水寺の舞台は、78本のケヤキの16角柱で支えられています。800年から1000年は耐えるといわれるケヤキの柱ですが、伐採から乾燥し枯れるまで右に左にと大きく反るので、大黒柱に使うと家を動かすこともあり大工泣かせといわれたそうです。寝かせて使えるようになるには10年はかかるといわれます。美しきもの扱い難し、ですかね。

 おとうさん、太鼓のようなお腹を出してゴロ寝ですか。「太鼓といえば、和太鼓の胴は、響き、強さ、美しさからケヤキが最適だそうだ・・」 「あなた、庭の掃除をおねがいしますよ!何年寝かせても使いものにならない丸太のようにゴロゴロしていないで、早く!打てば響くのが和太鼓、ぶっても動かないのが・・うちの腹太鼓!」 「痛ってて!箒でぶつんじゃないよ。ハイハイ、庭掃除 落葉の多さに 小雪を知る・・カァ」

 新宿御苑は江戸時代、徳川家譜代大名高遠藩内藤家の下屋敷があったところでした。明治維新後皇室の新宿植物御苑となり、戦後国民公園として公開されました。新宿も江戸時代に出来た宿場でした。甲州街道の下高井戸宿が遠すぎることから、内藤さまの下屋敷あたりに新しい宿場を・・となり、内藤新宿と呼ばれました。新宿御苑の番地が新宿区内藤町11ですから、四百余年の歴史が番地に残されています。

 ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2013.11.28(Thu) 12:40] 植物Trackback(0) | Comments(0)
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