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2013年11月04日 ()
 11月7日は二十四節気の立冬です。早くも冬の始まりです。立冬の「立」には新しい季節になるという意味があり、立春、立夏、立秋そして立冬の四つの季節の節目を四立(しりゅう)というのだそうです。立冬を過ぎると、昼夜の寒暖の差が激しくなり、初霜が降りて冬の佇まいへと変わります。

 今日の水彩画は、「黄葉のブナが照らす峠道」です。新潟と福島の県境の六十里越峠を通ると、急なカーブを曲がるたびに、カラースライドを入れ替えたように異なった風景が目に飛び込んできます。特に紅葉の季節には息を呑む程の美しさです。そんな曲がり角に道標のように、黄葉が美しいブナの大木が立っています。深い谷間を覆い隠すように黄色の葉を広げ、陽に輝き峠道を照らします。
13-11-03.jpg

 立冬のころに吹く風を木枯しと呼びますが、先日、天気予報を見ていると、木枯し1号というのは、関東と近畿地方のみで計測されているのだといっていました。10月半ばから11月末にかけての西高東低の気圧配置、最大風速8メートル以上の北風が吹くと木枯し1号になるとのことです。木枯しは「凩(こがらし)」とも書きますが、「風が吹くたびに木の葉が落ちる」という形を表していますね。

 おとうさん、お酒を温めて熱燗ですか?「冬となれば、酒は熱燗よ!”木枯し1号熱燗で2合“って諺があるじゃねえか。」????そんなことわざないですよ!「とにかくだ、おでんか何かをつまみに熱燗で一杯、冬の醍醐味だねえ~」「あなた、今晩はお鍋でもしましょうか?ただしお酒は抜きですよ、酒は呑まねど妻料理(武士は食わねど爪楊枝)っていうでしょう。」「酒抜きで爪楊枝かあ、これじゃまるで”木枯し紋次郎“だな!」・・・・おやじギャグのネタが古くて分かりにくい・・・・。木枯しが寒むっ!

 中国の白居易の詩の一節に、「林間煖酒焼紅葉」(林間(りんかん)に酒を煖(あたた)めて紅葉(こうよう)を焼(た)く)とあり、紅葉の落ち葉を集めて焚火をたき酒をあたためる、なんて優雅な熱燗でしょうか、落ち葉で焼き芋、とはちょっと違いますね。

 中国に「立冬補冬、補嘴空」という諺があります。立冬には栄養を補給して体調を整えよう、という意味です。寒い早朝、我が家の黒猫が寝床にもぐりこんできます。与謝蕪村の俳句に、「けさの冬よき毛衣を得たりけり」(立冬の朝のことを「けさの冬」というそうです)というのがありますが、我が家の黒い毛衣(けごろも)はゴロゴロとのどを鳴らしますが暖かいです。

では、また次回の水彩画をお楽しみに・・・・・・・・・・・サム ヤマモト
[2013.11.04(Mon) 15:07] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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