TOP > ドングリ
 ← 立冬 | TOP | ブナの森の岩魚

リストマーク ドングリ 

2013年10月29日 ()
 いよいよ秋本番、木もれびの森を歩いていると、落ち葉とドングリで散歩道が埋め尽される程です。木もれびの森のドングリは、コナラ、クヌギがほとんどで、細長く砲弾のようなコナラのドングリ、丸くて美味しそうなクヌギのドングリがバラバラ、ゴロゴロと落ちています。ドングリは種ではなく果実だそうです。

 今日の水彩画は、恵みの森の中滝から上流を眺めた「渓流の小さな滝」です。小さな岩の裂け目に落ち込んだ清流は、その先のさらに大きな段差で音を立てて流れ落ちています。滝の上流は大きく開けていて、薄日が差し込んでブナの若木を照らします。赤く色づいた落ち葉達が、秋がそこまで来ていると告げて流れていきます。
13-10-27.jpg

 「どんぐりころころ」という童謡があります。「どんぐりころころ どんぶりこ、お池にはまってさあ大変、どじょうが出て来て今日は、ぼっちゃん一緒に遊びましょう」。二番は「どんぐりころころ よろこんで、しばらく一緒に遊んだが、やっぱりお山が恋しいと、泣いてはどじょうを困らせた」。一番の「どんぶりこ」は水に落ちたときの擬音だそうですが、いままで「ドングリ子」と歌っていました。戦前の小学唱歌ですが、二番でドングリが泣いているままでは可哀そうと、戦後この歌に三番の歌詞を付けた人がいます。「どんぐりころころ 泣いてたら、なかよし子リスが飛んで来て、落ち葉にくるんでおんぶして、急いでお山に つれてった」と、優しく可愛らしい歌詞です。
 ドングリを食べるネズミやリスは、冬に備えてあちこちに穴を掘ってドングリを貯えておくそうです。食べ残されたドングリは、春になると土の中で発芽するものがあるそうです。三番の歌詞を作った人は(作詞者不詳)、ドングリを埋めて次の世代の木を育てるリスの優しい習性を知っていたのかもしれません。

 おとうさん!香ばしいにおい。ドングリですか!「落花生だよ、収穫し天日で乾燥させ、殻を割って豆を厚手のフライパンで焙煎すると旨いよ。これでビールをやると最高!」それでビールを呑みながら焙煎ですか?「シーィ!声が高い!このビールはかみさんに内緒だ!シーィ!そういえばシイの実はドングリの中でも渋みがなく、炒って食べられるそうだ!」「あなた!焦げていませんか?」「だっ、だいじょうぶ!」おや、あわててビールを隠して、ドングリを埋めるリスに似ていますよ!おとうさん・・・

 生ハムがおいしいイベリコ豚は、イベリア半島でコルクガシのドングリを食べて育ちます。中央ヨーロッパでは、ブナ林の中に豚を放牧して、ブナの実で豚を育てます。栄養の高いドングリがなる木は、全て、ブタ科ではなく・・・・ブナ科の木です。

 ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・・サム ヤマモト
[2013.10.29(Tue) 19:25] 自然風景Trackback(0) | Comments(0)
↑TOPへ


 ← 立冬 | TOP | ブナの森の岩魚

COMMENT

COMMENT POST















管理者にだけ表示

Trackback

この記事のURL:
http://samwatercolor.blog.fc2.com/tb.php/67-a0ed7f7c
 ← 立冬 | TOP | ブナの森の岩魚

カウンター

カレンダー

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

QRコード