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2013年10月23日 ()
 奥会津只見の「恵みの森」は、自然・水環境を守る保護林「郷土の森」に指定された国有林です。山菜やキノコ、イワナなどをもたらしてくれる恵みの森ですが、ブナの森を守る地元の人たち以外は、動植物は採取できません。ここを訪れる人たちは自然を壊さずに、原生林や渓流をそっとのぞいていきます。

 今日の水彩画はまたまた「恵みの森」です。沢をジャブジャブと登っていくと、大岩があらわれ、岩の上には大木が根を張り、高みから流れを見下ろしています。大岩の影から流れ込んだ清流が小さな淀みを作り、澄んだ川底まで陽が届き底の砂を黄金色に照らします。光る水面を透かしてみると、イワナが流れに逆らって獲物を待ち構えているのが見えます。水の透明感を出すには、透明水彩絵具がいいですね。
13-10-22.jpg

 岩魚(イワナ)はサケ科の魚で、氷河期の寒冷な気候の時代には、サケと同じように幼魚で海に下り成長して川を上る魚(降海型というそうです)であったようです。冷水を好むイワナは、温暖化した海に馴染めず、海に下らず冷たい山奥の渓流で一生を過ごす魚になりました。ヤマメなどよりさらに上流に棲み、他の魚などとのつながりがなく、それぞれの地域で独自に変化していったとされています。
 山奥の厳しい環境に棲むイワナは、近年、開発による環境破壊、外来種や他亜種との競争、釣りマニアによる乱獲などで、その生存が危ぶまれているそうです。やはり、ブナの森や渓流は、壊さず、獲らず、汚さずにそっとのぞくだけにしましょう。

 おとうさん、香ばしいにおい・・。「だろう!イワナといえば骨酒だな!焼き方にコツがあって、ワタを取り、塩をして置いたあと、遠火でじっくりと焦げ目がつくほど時間をかけて焼く!こうすると川魚の生臭みが消える!ウッシッシ・・・これをコップに丸ごと入れて、熱々の熱燗の酒を、酒は大吟醸がいい、注ぎ・・と!グイッと・・いい味がしみ出ていて実に旨い・・ああ熱燗が腹に浸み込む・・」そんなに呑んで大丈夫ですか?「イワナ一尾で二~三合ってとこかな・・でもかみさんには内緒だよ、イワナいで・・ウィッ・・骨酒はやはりうまいイワナあ・・」熱燗でも駄洒落が寒くてあつかんわ!

 イワナは肉食性で、プランクトン、水に棲む昆虫、他の小魚、木から落下する虫、その他の水底の小動物などを食べていますが、厳しい環境では、何でも食べる悪食の魚ともいわれています。ヘビやカエルを食べるケモノのようなイワナもいるそうです。サケ科の魚ですから、イワナの卵はイクラに似た卵ですが、色はイクラと違って黄金色をしているそうです。イワナの子がね(黄金)イクラ?値段はイワナいほうが・・!

 では、また次回の水彩画をお楽しみに・・・・サム ヤマモト
[2013.10.23(Wed) 15:03] 自然環境Trackback(0) | Comments(0)
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