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2013年09月28日 ()
 10月に入ると二十四節気では「寒露(十月七日)」になります。朝露も一段と冷たく感じられ、秋が深まる季節です。朝のウォーキングでは、早朝が寒く長袖が必要になったことと、日の出時刻が遅くなったことで秋を感じます。歩き出す五時半がちょうど日の出の時刻で、真夏は四時半ごろに日が昇りましたから、一時間近くも日の出が遅くなったことになります。
 今日の水彩画は、「秋の森の静かな朝」です。すっかり遅くなった朝陽が浅い角度で木もれびの森に差し込んできます。朝露に冷たく濡れた森はまだ静寂に包まれたままで、陽の温もりで少しずつ目覚めてきます。青々と茂っていた夏草も冷たい露に打たれ、温められるのを待ちます。
13-09-28.jpg

 秋という字は「禾」が稲の束を、「火」が収穫をあらわし収穫の季節ということなのですが、年月のことを指す意味もあります。おそらく、種まきから稲刈りまでに一年を費やすからなのでしょう。 恋人に一日会えなかっただけで三年にも感じるほど相手を思い慕うことを「一日三秋」といい、さらに待ち焦がれる気持ちが強まると「一日千秋」ともいい、秋が年月や長い期間を指す言葉として使われています。

 「秋の日は釣瓶(つるべ)落とし」といわれるように、日が暮れるのが早くなると「秋の夜長」で夜が長く感じるのでしょう。江戸時代の時刻は、「暮れ六つ」「明け六つ」と日の出と日の入りを基準にしていましたし、灯明の油を節約する庶民にとっては、秋の夜は長く感じたことでしょう。
 
 おとうさん!そんなに呑んで食べて、お腹が出ますよ!「秋だよ、秋!収穫の秋、おいしい秋見つけた♪って歌にもあるし・・」 小さい秋じゃないの?「それに秋は秋高馬肥、空は澄み高く晴れ馬が食欲を増し肥える秋、酒も食べ物も旨い季節だってことじゃないの!呑もう食おう!」 それは、おとうさん、中国の故事で、秋になると牧草を十分に食べて立派に太った馬に乗って、北方の騎馬民族が秋の収穫を略奪しに来ることを指し、戒めとすることわざですよ。「あなた!いつまで呑んでいるの?いいかげんにしてください!」 そら、北方民族の来襲、あっ、いや、奥様が来ましたよ。

 寒露の期間の七十二候の始まりは鴻雁来(こうがん きたる)と雁が飛来し始め、半ばには菊花開(きくのはな ひらく)といい菊の花が咲く時期、そして末は蟋蟀在戸(きりぎりす とにあり)とキリギリス(こうろぎ)が戸の辺りで鳴く季節がやってきます。昔の人々は秋をさまざまに楽しんでいたのですね。それにしても蟋蟀(きりぎりす)の漢字は難しい。

 では、また次回の水彩画をお楽しみに・・・サム ヤマモト
[2013.09.28(Sat) 17:28] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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