TOP > 紫陽花
 ← ヒヨドリ | TOP | ツリフネソウとドクダミ

リストマーク 紫陽花 

2013年06月21日 ()
 梅雨前線が台風に刺激されて活発化し、各地に大雨注意報がでています。今年は梅雨に入っても雨が少なく、水不足が心配されていましたが、これが恵みの雨となってくれれば良いのですが、でも多過ぎて被害が出ても困りますが・・・。梅雨時の花といえば、やはりアジサイですね。庭先や道端、森でも、雨に濡れて咲いています。
 今日の水彩画は「ロックグラスに差した紫陽花」です。毎年、この時期はアジサイを描きます。今年も、我が家の庭のアジサイを一輪切り、ロックグラスに投げ込んで描いてみました。透明のグラスが涼しさを引き立てています。
13-06-19.jpg

 アジサイはユキノシタ科の植物で、ガクアジサイ、テマリ型アジサイなど種類も多く、色も青、ピンク、赤など多彩で、濡れた花は雨によく似合います。このアジサイの花に見えるのは、装飾花といい萼(がく)が変形したものです。本当の花は、真ん中の小さな丸い粒です。普通の花の萼(がく)は、柔らかな花弁を支える隠れた存在ですが、アジサイでは、萼(がく)が大きくなって目立つように進化?したものです。
 アジサイはガクアジサイが元の花で、日本が原産地です。万葉の時代にはすでに人の目に止まっていましたが、千年以上もの長い間人気がありませんでした。花の色が変わる「うつろいやすい花」だからでしょうか、青い花は「ユウレイバナ」などと呼ばれていたそうです。そういえば、宮部みゆきの「三島屋変調百物語事続」に紫陽花屋敷と呼ばれる幽霊屋敷の話が・・・関係ないかな?
 シルクロードを経てヨーロッパに伝わったアジサイは、東洋の花として人気が上り、品種改良が盛んに行われました。現在人気の高いテマリ型のアジサイはガクアジサイを改良したもので、大正時代に逆輸入されたそうです。

 おとうさん、感心して・・「美しいアジサイの花は、花ではなく萼(がく)だと!うむ・・美しさに惑わされてはいけないなあ・・・」 おとうさんも美しいものには気を付けて!美しいアジサイの葉は有毒ですよ。葉を食べると、葉に含まれる「青酸配糖体」が胃酸(強酸性)と反応し、胃の中で猛毒の青酸にかわり中毒になるそうです。「やはり女性は心だね~・・。えっつ!あの横丁の呑み屋のお姉さんが綺麗だって!行こう行こう!」 ガクっ!おとうさん!懲りてないねえ、アジサイの花言葉は「移り気」!

 アジサイの葉を這うカタツムリは中毒にならないの?昆虫や虫のお腹の中は強アルカリなので大丈夫だそうです。酸性といえば、酸性土壌である日本では、古来よりアジサイの色は藍色が多く、「藍色が集まった」を意味する「集真藍(あづさい)」がアジサイの語源だそうです。アジサイはやはり藍色・・雨に映える色ですね・・賛成!

 ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2013.06.21(Fri) 12:00] 植物Trackback(0) | Comments(0)
↑TOPへ


 ← ヒヨドリ | TOP | ツリフネソウとドクダミ

COMMENT

COMMENT POST















管理者にだけ表示

Trackback

この記事のURL:
http://samwatercolor.blog.fc2.com/tb.php/50-426c616f
 ← ヒヨドリ | TOP | ツリフネソウとドクダミ

カウンター

カレンダー

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

QRコード