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2013年05月31日 ()
 桜の絵を届けに館林に出かけました。出かけた先でも朝のウォーキングは欠かしません。ホテルのおじさんに道を聞いて館林城跡の城沼まで往復してきました。館林城は16世紀に築城された城ですが、再建された城門と土塁が一部あるだけで、今は何も残っていません。城沼を外堀とする要害堅固の平城で、広い城域に城下町を取り込み、外側を高い土塁と堀で囲んでいたそうです。
 今日の水彩画は「館林・城沼の朝」です。朝陽を受けて輝く城沼、向こう岸はつつじが岡公園です。逆光を受けた「尾曳の渡し」の船が水面に水墨画のように浮かび上がり、空の広さと湖面の静けさが絵の余白に広がります。
13-05-27.jpg

 館林城は「尾曳城」とも呼ばれ、狐の尾曳き伝説が伝えられています。初代の城主となった赤井照光が子供達に虐められていた子狐を助けると、一人の老人が現れ新たに城を築く事を強く進言します。翌日一匹の老狐が現れ尾を引きながら城の縄張りを示し、城の守護神になることを約束して姿を消したそうです。照光は吉兆と思い新城を築き尾曳城と名付け、鬼門の方角に尾曳稲荷神社を建て城の鎮守社としたそうです。狐の恩返しですね。
 狐が出てきたら狸も・・・。館林には分福茶釜の茂林寺があります。お寺に足を運びこの茶釜を見てきました。この茶釜は14世紀ごろの住職であった守鶴が愛用したもので、一度水を入れると一昼夜汲み続けても湯がなくならない、という不思議な茶釜(福を分け与える茶釜:分福茶釜)でした。こんなことが出来る守鶴は、タヌキの化身に違いない・・・。という伝説が伝わっているそうです。
 この伝説からタヌキが茶釜に化ける昔話が生まれたのだと、茂林寺の説明にありました。童話の分福茶釜は「貧しい男が罠にかかったタヌキを助けてやると、タヌキが、お礼に茶釜に化けた自分を売ってお金に換えて・・といいました。茶釜を買ったお寺の和尚さんが茶釜を火に懸けたところ、タヌキは熱くてたまらず茶釜から手足と頭、尻尾をだして逃げ帰ってきます。次にタヌキは、綱渡りをする茶釜を見世物に・・といいます。この見世物が大当たり、男はお金持ちになりました・・」という恩返しの話でした。

 おとうさん、考え込んで?「うむ・・狐と狸とくりゃ、うちのかみさんと俺だな・・」えっつ!お世話になったお礼に恩返しとか・・?「いやいや、狐と狸の化かしあい・・いずれが狸か狐か」、そうですねえ・・姿かたちからいうと、おとうさんが狸でしょうね。

 お稲荷さん(狐)が商売の神様であるように、狸も商売の上では、タヌキ(他を抜く)や前金(解説省略)で縁起がいいとされています。

 ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・ サム ヤマモト
[2013.05.31(Fri) 07:43] 動物Trackback(0) | Comments(0)
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