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2013年05月23日 ()
 にわか植物学者となった近頃、雑草の花を見つけては図鑑と首っ引きで名前を調べています。今朝は大文字型の小さな花が面白いユキノシタの花を見つけました。先日はバアソブという蔓草の花が咲いていました。バアソブとは「お婆さんのそばかす」という意味で、花の内側の斑点からついた名のようです。
 今日の水彩画は、「雨上がりの木もれびの森」です。夜半に激しく降った雨があがり晴れ上がった朝、朝もやの森に光の筋が射し込み、雨に濡れた草木を輝かせます。一定の条件が整わないと見られない初夏の森の美しい情景です。
13-05-22.jpg

 様々な野草が密集するように生えている雑木林の森では、咲いている花を目当てに名前を調べるのがいいようです。花が咲かないと分からないことになりますが・・・。名前が面白いのでオオイヌノフグリの花を探していましたが、なかなか見つかりません。調べてみると、この花は昼前後の数時間しか咲かなく、花の寿命も短いようなのです。どうりで早朝では見つからないわけです。
 ところが、先日義兄が耕している近くの畑に行ってみると、あぜ道でタチイヌノフグリの小さな花が点々と咲いているのを見つけました。直径4ミリほどの青紫色のかわいらしいきれいな花で、探し物をやっと見つけたようで、うれしくなりました。
 イヌノフグリという名前は、その実が犬の陰嚢にそっくりなことに由来しているようですが、昔から日本に生えていたイヌノフグリは、外来種のオオイヌノフグリやタチイヌノフグリに押され、絶滅が危惧されるほど少なくなっているそうです。

 おとうさん、怒っていますね・・「なんでえ、聞いていりゃ、イヌノフグリだの、オオイヌノフグリだの、獣医にでもなったのか?フグリの話なんぞ大声で・・」。いや違います、おとうさん、草の名前ですよ。「草って?誰が名前を付けたのだ!だいたい、小さな女の子に“おじちゃん、この可愛いお花なんていうの?イヌノフグリってなあに?”って聞かれたらどう答えるの?」・・・・雑草の名前ですから・・・日本の植物学の父といわれた牧野富太郎先生が名付けられたそうですよ。

 確かに、「イヌノフグリ」をはじめとして「ヘクソカズラ(臭いから)」「ハキダメギク(発見された場所から)」など、野草の中には面白い、変わった名前の草がたくさんあります。このオオイヌノフグリという名前が上品とは言えないというので、「ルリクワガタ」とか「ルリカラクサ」とかに変えようとした学者がいたそうですが、受け入れられなかったようです。原産地のヨーロッパで「キャッツ・アイ」(猫の目)、あるいは「バーズ・アイ」(鳥の目)などと呼んでいるそうです。

 ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2013.05.23(Thu) 10:51] 植物Trackback(0) | Comments(0)
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