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2013年03月14日 ()
 3月に入って寒暖の差が激しい日が続いています。強い南風が吹いて気温が20度を超える日が来たかと思えば、翌日は北風で真冬の天気。冬の下着を脱いだり、また着たり。まあ季節の変わり目ですから、でも今年は特に変化が激しいようです。そんな日々、木もれ日の森をウォーキングしていると、紫陽花の新芽(葉芽)が芽吹いていて、春が着実に来ていることを木々が教えてくれます。
 今日の水彩画は、森に差し込む朝陽に輝く紫陽花の新芽を描いてみました。枯葉や枯れ枝で埋め尽くされた茶褐色の森に、鮮やかなリーフグリーンの新芽が、新緑の季節のスタートを告げているようです。芽吹きの季節の到来です。
13-03-13.jpg

 弥生3月の弥生は、弥(いや)生(おい)からきたもので、ますます草木が芽吹く季節を表しています。芽吹いたばかりの新芽は、本当にみずみずしく光に照り輝いていて、まさに命の芽生えですね。
 「芽が出る」という言葉には、幸運が巡ってきて成功の糸口が開ける、という意味もありますが、「目が出る」の方はサイコロのいい目がでて幸運が巡ってくることをいいます。「芽」というのは動物の「目」の擬態語だそうで、芽の双葉は動物の目の配置と形によく似ていますね。

 おとうさん!元気がないですね。どうかしましたか?「春になるといろいろな草や木々の芽が出始めるのに、あなただけです、芽が出ないのは!とかみさんにいわれて・・・」。それで沈んでいるのですか。でも、植物にも遅れて芽が出るのもありますし、何年かたって芽吹くのもありますから・・・・。気にしない、気にしない、そのうち芽が出ますって。まあ、お酒でも飲んで元気を出しますか?「酒?いいね、おれは酒には目が無い、呑もう呑もう・・・」。目がない?芽が無いから芽が出ない。かな?

 芽が出た、と喜べないのがジャガイモの芽です。ジャガイモの芽にはソラニンという毒が含まれています。この毒はかなり強いもので、中毒症状を起こし死に至った例があるほどです。ジャガイモは南米アンデス高地が原産ですが、16世紀スペイン人が持ち帰る船の中で、発芽したジャガイモを食べて中毒となり「悪魔の植物」と呼んだそうです。芽が出たジャガイモは食べてはいけません。おっと!捨てないでそのまま植えると、おいしいジャガイモが収穫できるかも?

 東北大震災から早や2年、打ち壊され荒れ果てた大地にも、春には草木の新芽が芽生えてくることでしょう。「芽出る」は命を「愛でる」ことなのかもしれませんね。

 ではまた次回の水彩画をおたのしみに・・・・サム ヤマモト
[2013.03.14(Thu) 17:29] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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