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2013年02月25日 ()
 寒波の襲来でまた大雪です。もう雪景色も見たくない!というのが雪国の人の本音でしょうね。今日の水彩画は、春を待ちわびる気持ちを込めて薔薇の花の絵にしました。祝いの白と黄色のバラの花束です。白いバラの花を白い画面の上に白色を使わずに描いてみました。白バラの花弁に影を付けて浮出たせるのですが、グレーの影だけでは暗い花になってしまいます。白いバラの花をよく見てみると、外側は花の「がく」でしょうか緑色がかっていて、中心部は明るい薄黄色が透けてみえるようです。花弁の色も光の当たり具合で微妙に変わります。じーっと眺めていると花が色を教えてくれているような気がしてきました。
13-02-24.jpg

 バラの自生原産地は欧州ではなく意外にもチベット周辺で、ここから中近東や欧州、極東や北アメリカに伝わったようです。人間との関係は古く、古代メソポタミアの物語にバラのトゲが登場しているそうです。
 現在の多くの種類のバラの基礎を作り上げたのが、ナポレオンの皇后ジョセフィーヌだといわれています。夫が戦争に明け暮れている間、敵国も含めた世界中の国々からバラを取り寄せ城で栽培する一方、画家のルドゥーテにバラの絵を描かせます。
 ナポレオンが失脚しジョゼフィーヌが亡くなった後も、このバラ園では新種の蒐集や品種改良が続けられ、19世紀半ばにはバラの種類は3000を超えるまでになったといわれます。画家のルドゥーテは、後に169種のバラを精密に描いた「バラ図譜」全3巻を出版します。この「バラ図譜」は芸術的価値だけではなく植物学上も重要な資料となっていて、ルドゥーテは「バラの画家」「バラのレンブラント」等と称されるようになりました。日本でも何度か「ルドゥーテのバラ絵画展」が開催されています。

 おとうさん、どうしました?指をしゃぶって、お腹が空きましたか?「赤ん坊じゃあるまいし、薔薇の花をいじっていたら棘がささった!」おや、どこのきれいなバラに手を出したのですか?あの横丁の・・きれいなバラには棘がある!って、いいますからねえ。「しっつ!大きな声を出さないで!本物のバラだよ!バラ」。ですから、本物に手を出すから怪我をするのですよ!「ちがうちゅうの!バラ、植物のバラに触ったの・・」

 最近の花屋さんではバラの棘を抜いて売っているそうです。瀬戸内寂聴さんの言葉に「若き日に薔薇を摘め」とあるそうです。バラを摘むとトゲが刺さって血が出ますが、若いうちはすぐに治るのだから、怖がらず何にでも挑戦しなさいということなのですね。

 このブログにも、たまにはトゲのあるコメントもいいかもしれませんね。チクリと!
  ではまた次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2013.02.25(Mon) 20:41] 植物Trackback(0) | Comments(0)
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