TOP > 春の兆し
 ← 薔薇の花 | TOP | 雪化粧

リストマーク 春の兆し 

2013年02月18日 ()
 立春を過ぎ暦の上では春になっても雪国の春はまだ遠く、3メートルもの雪に埋もれている赤倉でした。夜来の雪も朝には止んだものの気温は氷点下、なんとか布団を抜け出し朝の散歩に出かけました。除雪車で固められた道に雪が薄く積もり、つるつると滑る坂道の散歩も大変です。一歩一歩踏みしめながら登りますが、一旦滑り始めるとなかなか止まらず元に戻る始末。やっとの思いで坂の上までのぼり、除雪車が積み上げた雪の山の上から谷を覗くと、沢から伸び上がった欅の木に雪が枝の先まで積り、チカチカと朝陽に輝いていました。今日の水彩画は、木全体に雪の衣装を纏った欅の木です。谷間の木々は寒さに震えながら春を待つ間も、冬の衣装で着飾ることを忘れていないようです。
13-02-18.jpg

 立春から数えて15日、今は二十四節気の雨水(うすい)で空から降ってくる雪が雨に変わり、氷が融けて水になる季節です。とはいっても春の訪れはまだ遠く、雪国ではまだまだ雪が降り積もり、寒さが厳しい日と比較的暖かな日が交互にやってくる三寒四温を繰り返しながら春が近づいてきます。桃の節句のお雛様を雨水に飾ると、良縁に恵まれるとの言い伝えがあるそうです。
 雨水の後は3月のはじめの啓蟄(けいちつ)です。土の中で冬を過ごしていた虫たちが、春の暖かさに誘われて穴から這い出してくる季節になります。

 おとうさん、どうしました?この寒空にそんな薄着で外に立っていて、風邪をひきますよ!赤い顔して熱があるのでは?「こたつで雪見酒だといって呑んでいたら・・・・かみさんが、いつまで呑んでいるのですか!と怒り、外に追い出された・・・」。あらまあ、春雷が落ちましたね。そうなのです、この季節「春一番」や「春雷」といった嵐が多い季節でもあります。気を付けてくださいよ。その姿はまるで穴から追い出された虫ですね。啓蟄にはまだ早いのに・・・・。「はっくしょん!さむっ、これでは凍死(冬至)だあ・・・着ているものが薄い(雨水)わ、うめー(梅)と呑んだ酒がよくなかったかなあ・・越乃寒梅(ことしはいかんばい)」。おとうさんギャグが寒いっ・・・・。

 越乃寒梅といえば、そろそろ梅が咲きはじめるころです。早咲きの梅の花を探して山野を歩くことを「探梅」といい、俳句の世界では冬の季語だそうです。そういえば昨日、隣の家の盆栽の紅梅が咲いていることに気が付きました。「梅は百花の魁(さきがけ)」といいますが、梅があらゆる花の先頭を切って咲き春を告げる、ということなのですね。ことしもうめえ塩梅(あんばい)に梅の花が咲き、どこにも暖かな春がやってくるといいですね。

 では次回の水彩画をおたのしみに・・・・・ サム ヤマモト
[2013.02.18(Mon) 21:42] 季節Trackback(0) | Comments(0)
↑TOPへ


 ← 薔薇の花 | TOP | 雪化粧

COMMENT

COMMENT POST















管理者にだけ表示

Trackback

この記事のURL:
http://samwatercolor.blog.fc2.com/tb.php/34-13239f62
 ← 薔薇の花 | TOP | 雪化粧

カウンター

カレンダー

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

QRコード