TOP > 雪化粧
 ← 春の兆し | TOP | 雪原の輝き

リストマーク 雪化粧 

2013年02月12日 ()
 また、赤倉にスキーに行ってきました。遊んでいてブログの更新が遅れてしまいました。今回も猛吹雪になるとの予報で覚悟して行きましたが、昼間は晴れ間も出る日和となり、新雪の絶好のコンデションで楽しんで滑ってきました。
 夜の間激しく降っていた雪も朝には止み、柔らかな朝陽が木々の隙間から差し込み雪化粧をした木々が輝きます。今日の水彩画はそんな新雪の林を描いてみました。針葉樹の葉一枚一枚にまで雪が付き、樹氷のように葉や幹、枝が輝いています。
 この淡い陽の光で新雪が照らされると、白黒の世界に赤みがかったブルーの暖かみのある色が着色されます。まるで白粉をはたいた顔に頬紅やシャドウを付けたようにふっくらとした立体感がでてきます。自然のお化粧です、まさに雪化粧ですね。
13-02-12.jpg

 墨の濃淡で描かれた水墨画でも、彩色されたものがあります。1月に「白隠展」を見にいきました。墨で描かれた禅画ですが、朱などで彩色されたものも多くありました。なかでも「半身達磨」は見る人に強烈なインパクトを与える大作です。背景は墨で塗りつぶした深い黒、衣は太い輪郭線で描かれ鮮やかな朱で塗られています。大きな目玉のついた顔は淡い朱です。しかも縦2メートル余りの大きな紙いっぱいに描かれています。絵に添えられた賛には「直指人心 見性成佛」とあり、その意味は「まっすぐに自分の心を見つめて、仏になろうとするのではなく、すでに仏であることに気づきなさい」ということだそうです。そこでもういちど達磨の目を見てみると、相手を睨みつける目ではなく、自分を見つめる目が描かれていることに気が付きました。
 白隠禅師は臨済宗中興の祖とされる江戸中期の禅僧で、禅の教えを表した禅画を数多く描き、その総数は一万点を超えると考えられていて、達磨の絵だけでも数千点あるといわれています。絵は独学であったとされていますが、「拙によって巧を超え、醜を転じて聖となす」といった技巧を拒絶したような独特な表現は、後の曽我蕭白などに強い影響を及ぼしたと考えられています。

 「そういえば・・・」おとうさん、何が?「いやね、蕭白の「雲龍図」の龍の目が白隠の達磨の目と似ていることに気が付いた!」よく覚えていましたね。「蕭白の龍の目がちょっととぼけたような目だなあと思っていたが・・・。あの目は達磨の目だ!睨みつけるのではなく、自分を見つめている目だ!」 おとうさん、すごい!でも、やけに今日はまじめ、どうかしたの?どこか悪いの?えっつ!呑み屋の女将さんに化粧品を、それが奥様にバレマシタカ。それで謹慎中、手も足も出せずに・・・達磨さんってわけ・・・・。

 「♪町はとても静か 白い雪が降り続く、僕と君のために せめて雪化粧・・」松山千春の歌でしたよね?雪はロマンチックな気分になりますね。この歳でも・・・。
 ではまた次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2013.02.12(Tue) 23:42] 自然風景Trackback(0) | Comments(0)
↑TOPへ


 ← 春の兆し | TOP | 雪原の輝き

COMMENT

COMMENT POST















管理者にだけ表示

Trackback

この記事のURL:
http://samwatercolor.blog.fc2.com/tb.php/33-4b04b651
 ← 春の兆し | TOP | 雪原の輝き

カウンター

カレンダー

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

QRコード