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2019年01月06日 ()
   皆様おすこやかに新春をお迎えのことと存じます。今年もよろしくお願いいたします。さて、1月6日は小寒(しょうかん)です。二十四節気の二十三番目で、寒さが一段と厳しくなる頃となります。この日から「寒の入り」となり、春分の前日の節分までが「寒中」で、冬の寒さが一番厳しい時期です。暦便覧では「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と記されています。

   さて、今年の描き初めの水彩画は、「森の初日」です。初春の陽が裸木の森に昇ってきます。森の中に陽が差し込むと、散り残った枯れ葉が黄金色に輝き、木々の幹が朱に染まり、凍てつく落ち葉が温まり、命と希望に満ちた光が溢れます。
19-01-06.jpg

   正月のお屠蘇の酔いも薄らぎ、ようやく今年の「描き初め」の水彩画が描けました。お習字の「書き初め」は、年が明けて初めて毛筆で一年の抱負や目標を書いたもので、「吉書」とも呼ばれ、めでたい言葉や詩歌を書いたのが始まりだそうです。元々は宮中での儀式でしたが、やがて寺子屋や学校で習字が必修となり、庶民の間にも広まるようになりました。学校や地域の行事で書き初めを行うところがありますが、家庭で行うところは少なくなりました。正式には、部屋に学問の神様である菅原道真公の掛け軸を掛け、新しい筆と墨を準備し、若水(元日の朝に初めて汲む水)で墨をすり、恵方に向かって書をしたためる、のだそうで、難しい・・・。

   おとうさん、小寒!「寒いはずだよ 寒の入り だよ!」「あなた!炬燵でお酒を呑んでばかり!」「暦は寒の入り、お酒は燗の入り、年神様に五穀豊穣を祈願しているの!」「豊穣といえば、寒九の雨 です。寒の入りから九日目に雨が降ったら豊穣の兆し!」「九日目は15日だ!野菜の豊穣を祈願して呑める!」「・・・・」

  一休さんでおなじみの一休禅師の狂歌に、「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」というのがあります。正月が来て、皆めでたいと騒いでいるが、門松は冥土へと向かう道に築かれた一里塚みたいなものじゃ!生きものはすべて、生れ落ちてから直ぐに命の終わりに向かって歩き始めます。長命、短命の差はあるものの、終わりは必ず訪れます。仏教の教えにもあるとおり、「生者必滅会者定離(生ある者は必ず死に、出会った者は必ず別れるのがこの世の定め)」なのですねえ。

  「正月の子供に成りて見たき哉」とは一茶の句です。子供に戻って無心にお正月を楽しみたいものです。冥土の旅の一里塚などと言わずに・・・・。

  今年も頑張って水彩画を週一で描きます、お楽しみに・・・サム ヤマモト
[2019.01.06(Sun) 21:29] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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