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2018年12月26日 ()
  12月22日は一年の間で昼が最も短く夜が最も長くなる「冬至」でした。暦便覧には「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」と記されています。昼が最も短くなる日といっても、日本では、日の出が最も遅い日は冬至の約半月後で、日の入りが最も早い日は冬至の約半月前になるそうです。

  今日の水彩画は、「朝陽が温める森の入口」です。冬の朝陽が雑木林に射し込むと、枯れ葉たちが燃えるように赤く輝き、森の入口がジワリと温められます。

18-12-26.jpg

  1年で最も日が短いということは、翌日から日が長くなるということで、冬至を太陽が復活する日として、古くから冬至祭が盛大に行われていました。クリスマスなども、太陽の復活を祝う古代ヨーロッパの祭とキリストの生誕が結びついたものといわれています。中国や日本では、冬至は陽の力が一番弱まった日で、この日を境に再び力が甦ってくることから、「一陽来復(いちようらいふく)」といって、冬至を境に運が向いてくる、上昇運に転じる日とされました。
  冬至に「ん」のつくものを食べると「運」を呼びこむといわれ、にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、南瓜(なんきん、カボチャ)など「ん」のつくものを運盛り といい、縁起をかつぎました。栄養をつけて冬を乗りきる知恵だったのでしょう。

  冬至にゆず湯に入る習慣は、江戸時代から始まったようで、銭湯が客寄せのために柚子をいれたようです。冬至は湯治(とうじ)、ゆずは融通(ゆうずう)をかけ、「お湯に入って融通良く行きましょう」という江戸っ子の洒落だったようです。

  おとうさん、冬至!「湯に入って温まりたいねえ」「あなた、お風呂はゆず湯ですよ!」「有難い!ゆず湯に入ると1年中風邪をひかない、ハックション!ぬるい!」「あなた、ゆず湯は美肌効果があるのでお先に!」「・・・もう効かないと思うが!・・」

  ゆず湯(柚子湯)には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果が、さらに、芳香によるリラックス効果もありますから、元気に冬を越すために大いに役立ちそうです。

  「今日はしも 柚湯なりける 旅の宿」とは高浜虚子の句です。旅先の湯船、今日はゆず湯でした。旅の疲れが癒されますねえ。

  今年もブログの水彩画を見ていただき、有難うございました。皆様の励ましのお陰で、週一枚水彩画を描くペースが守れました。良いお年をお迎えください。
[2018.12.26(Wed) 16:49] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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