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2018年10月06日 ()
  10月8日は二十四節気の「寒露」です。寒露とは、晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のことです。秋雨が終わり本格的な秋が始まり、収穫もたけなわとなり、農家では繁忙を極めます。紅葉が濃くなり、夏鳥と冬鳥が交代する時期でもあります。暦便覧には、「陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也」と記されています。

  今日の水彩画は、「秋色深まる渓流」です。苔むした倒木に新た流木が積み重なりますが、流れはかまわず乗り越えて、轟々とした音を渓谷に響かせます。秋色を濃くした木々が流れを色付け、落ち葉が苔の絨毯にふわりと着地します。
18-10-06.jpg

  このところ台風が連続して日本列島を襲っています。台風21号は関西方面に大きな被害をもたらしましたが、24号では東海・関東地方で記録的暴風が吹き荒れました。我が家の野菜畑も被害を受けました。日除けのテントは鉄パイプごと、20mほど吹き飛ばされ、機材保管用のテント小屋も半壊、復旧作業が大変でした。最大瞬間風速50m/secは恐怖の風でした。

  昔から、八朔、二百十日、二百二十日は農家の三大厄日とされ、台風に見舞われる時期とされてきました。人々は風を鎮める「風祭り」を行って、収穫の無事を祈るようになりました。今でも、この祭りは各地に残っていて、有名なのが富山市八尾町の「おわら風の盆」です。これは、風を鎮める豊年祈願と盆踊りが融合し、300年以上も愛しまれてきたお祭りで、街並みに哀愁をおびた胡弓の音色が響き、「越中おわら節」にのせて、編み笠をかぶった男女が踊り歩きます。

  おとうさん、台風一過!「おお、無事でよかった!恐ろしい強風だった!」「あなた!畑を見て来て!心配!」「まだ危険だ!不要不急の外出は禁止、と警報が!」「もう風は収まりましたから、大丈夫!警報解除!」「では、恐る恐る・・と!うわ~、作物は倒れ、小屋は倒壊!恐るべき風速50メートル!」「あなた、復旧作業を早く!」「はいはい、台風一家も恐ろしや・・・・」

  台風一過の秋晴れの日は、澄んだ美しい青空となり、夜には月も美しく輝いて見えます。空を見上げてみると、秋の清々しさと趣を感じられますね。

  「みどころも あれや野分の 後の菊」とは芭蕉の句で、野分(台風)の通り過ぎたあとの荒寥としたなかでも、さすがに菊の花は捨てがたい風情を残している・・・。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2018.10.06(Sat) 18:02] 気象現象Trackback(0) | Comments(0)
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