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2018年09月22日 ()
  9月23日は二十四節気の「秋分」です。秋分では昼夜の長さが等しくなります。「暦便覧」にも「陰陽の中分なれば也」と記されていますが、実際には、若干昼の方が夜よりも長いのです。秋分は「彼岸の中日」でもあり、お日様が極楽浄土の西方(真西)に沈むことから、亡くなった人たちの供養をするのです。「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、この日を境に暑さが収まり、寒さが増してきます。

   今日の水彩画は、「秋の陽に輝く渓流」です。木々に覆われた渓流に秋の柔らかな陽が射すと、黄色くなり始めた葉の色が鮮やかさを増し、澱む流れに映る秋色に川面が眩しく輝きます。
18-09-22.jpg

  9月24日は旧暦の8月15日(十五夜)にあたり、「中秋の名月」の宵です。晴れてお月見が出来るといいのですが。満月になるのは9月25日ですが、陰暦では月の満ち欠けの周期の約半分(15日)を満月と考えていましたから、7月から9月の秋の真ん中(8月15日)の月をさして、「中秋の名月」と呼んだのです。
  お月見にはススキを飾り、白玉団子を供えますが、平安時代には芋(里芋)を供えたようで、お団子になったのは江戸時代のようです。御所に仕える女官達によって書かれた「御湯殿日記」に「名月御祝、三方に芋ばかり高盛り」と記されているように、ススキの穂を稲の穂に見立て、掘った新里芋を水炊きのまま供えたようで、秋の収穫物を月に供え感謝する行事として行われたようです。このことから中秋の名月は「芋名月」とも呼ばれていました。

  おとうさん、お月見!「中秋の名月だなぁ~!月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月 と言われるぐらいだ、名月にお酒、盃に映る月をながめて一杯!風流だ~」「あなた~、お供えの里芋を掘ってくださいな!」「里芋?まだ早くて小さいぞ!」「お団子のように小さくて丸いお芋がいいんです!お酒のツマミにも!」「酒のツマミだと、ほれ掘れ芋掘りだ!」「お酒はありませんが・・・」「・・・・つきがない!」

  お月見の風習は中国から9世紀ごろに伝来したようで、月見は、直に月を見るだけでなく、景色とあわせたり、池に映したりと風情のある月を見ることがおこなわれてきました。桂離宮などは、月見を考えて建てられたといわれています。

  「名月をとってくれろと泣く子かな」とは、誰もが知っている一茶の句ですが、望みどおりにいかない悲しさを泣く子にたとえて詠んだのでしょうか。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2018.09.22(Sat) 13:38] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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