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2018年07月17日 ()
  7月17日〜22日頃は七十二候の第三十三候、 小暑の末候の「鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす))にあたり、鷹の子が飛び方や狩りを覚え、巣立つころです。鷹の雛は5〜6月にかけて孵化し、7月~8月にかけて飛び方を学び、巣立ちます。

  今日の水彩画は、「暁の漁場」です。16日は「海の日」でしたから、海の水彩画です。今日も酷暑をもたらす陽が、東の空に顔をのぞかせると、海の色を青から紫へ、そして黄金色へと変え、漁場と揺れ動く漁船を照らし出します。
18-07-16.jpg

  7月20日から8月6日までが夏の土用です。夏の土用の丑の日といえば、鰻です。今年の土用丑の日は2回あり、一の丑は20日、二の丑は8月1日で、鰻を食べる日が増える?土用の丑の日に鰻をたべる風習は、江戸時代の学者平賀源内が、夏は鰻が売れないと鰻屋にぼやかれ、店の前に「土用丑の日、うなぎの日」という貼り紙をしたのが始まりといわれています。元々この日に「う」のつくものを食べると病気にならないという言い伝えがあり、「う」のつく「うなぎ」が、定着したのでしょう。

  この鰻(ニホンウナギ)は、海洋環境の変動や生息環境の悪化、稚魚シラスウナギの乱獲などの要因によって激減し、2014年には国際自然保護連合(IUCN)により「絶滅危惧種」に指定されました。鰻が減った要因のひとつは、私たちが鰻を食べ過ぎることからきた「乱獲」です。鰻は全て天然のシラスウナギ(稚魚)から養殖されるため、シラスウナギが乱獲され、数が激減しているのです。

  おとうさん、土用入り!「土用の丑は鰻を食べたい!」「あら、あなた、鰻の値段が・・とても!」「せめて、年に一度!」「鰻は絶滅危惧種です、鰻を食べない人もいるそうですよ!」「何を食べるのだ?」「ですから、“う”のつく食べ物!家ではこれです!」「?丼ぶりめしに梅干しがひとつ?」「梅干しの“う”です!」「ウゥ~」

  2010年、国立の水産研究機関で、世界で初の鰻の完全養殖(卵から成魚まで育てる)に成功しました。完全養殖が実現したら、天然鰻の減少が軽減されるかもしれませんが、鰻の生態は謎が多く、人口繁殖は非常に難しいようです。いまの鰻資源を守るには、鰻を食べる回数を減らすしかなさそうです。

  「夏嵐机上の白紙飛びつくす」とは子規の俳句です。暑い夏、窓を開け放していたら、涼風が吹き込んで机上の紙を吹き飛ばした。写実的な描写が涼を呼びます。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・サム ヤマモト
[2018.07.17(Tue) 16:28] 食べ物Trackback(0) | Comments(0)
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