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2018年06月22日 ()
  6月21日は二十四節気の夏至でした。日本の大部分の地域では梅雨の最中ですが、一年中で一番昼が長く夜が短い日です。冬至と昼の長さを比べると、5時間ほど昼間が長くなります。暦便覧には「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」と記されています。

  今日の水彩画は、「梅雨の森に咲く白アジサイ」です。梅雨の雲間から射しこむ陽に、森の茂みの葉が照り輝く中に、白アジサイの花が浮かび上がります。
18-06-22.jpg

  梅雨に彩りを添える花は、やはり紫陽花です。紫陽花は土壌の性質や、日数で色に変化があるのが特徴です。花にアントシアニンという色素が含まれていて、それに土から吸収されたアルミニウムが加わることで青みを帯びます。酸性の土壌では、アルミニウムが溶けやすく青い花をつけます。逆にアルカリ性の土壌では赤みの花をつけます。また紫陽花は、咲き始めから終わりまで、クリーム色から、水色、青、青紫になり、やがて赤紫(ピンク)に変わります。
  花言葉に「移り気」と付けられるほど、色が変わる紫陽花ですが、白アジサイは色が変わりません。花にアントシアニンが含まれていないのです。色の変わらない白アジサイの花言葉は「寛容」なのだそうです。

  おとうさん、庭に紫陽花!「雨にぬれる紫陽花か!やはり梅雨には紫陽花だ!」「じめじめして薄暗い雨の日は、紫陽花が癒してくれますね!」「癒してくれる花を見に行くかな!」「あなた何処に行くの?」「だから美しい花のあるところに!」「あら家じゃだめですか?」「紫陽花は日が経つと色が変るの!」「・・・・?」

  「夏至祭」は太陽の生命力を得るお祭りで、北欧など世界各地で行われますが、日本でも、三重県二見浦(ふたみうら)で祭りが行われます。ここでは、夏至の時期だけ大小仲良く並んだ夫婦岩の間から朝日が昇ります。
夏至から数えて11日目に「半夏生」という雑節があります。農家にとっては大事な節目の日で、この日までに「畑仕事を終える」「水稲の田植えを終える」という目安で、この日から5日間は農作業を休みとする地方もあるそうです。

  「川風や薄柿着たる夕涼み(かわかぜや うすがききたる ゆうすずみ)」とは芭蕉の句です。京都賀茂川四条河原の納涼会に芭蕉も参加したらしく、その中に薄柿色の帷子(かたびら)を着た人がいる、暑い京都の夏に涼しさを呼ぶ句です。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・サム ヤマモト
[2018.06.22(Fri) 20:09] 植物Trackback(0) | Comments(0)
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