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2018年05月17日 ()
   5月15日からは七十二候の「竹笋生(たけのこしょうず)」です。筍(たけのこ)が出てくる頃なのです。筍は古くから真っすぐに育つとあって縁起の良いものとされてきました。命の塊のような筍はみずみずしく、コリコリとした食感も楽しめます。   

  今日の水彩画は、「イヌシデの若葉」です。森の中で背の高いイヌシデの木には、朝陽が真っ先に当たります。朝陽を浴びてあくびをしながら伸ばした枝の先で、命あふれる若葉たちが光り輝きます。
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  すくすくと成長して、すぐに若竹になる筍は、元気さと健やかさの象徴とされ、古の頃から、俳句や詩歌の中で子供や子供に関係するものに、取りあげられてきました。筍から竹かんむりをとると旬という字になりますが、旬は一旬、上旬、中旬、下旬などというように、10日ほどの期間を表す言葉です。筍は成長が早く10日程で竹になることから、旬の字が当てられたそうです。

  5月13日は母の日でした。「母の日」は1907年に米国ウェストバージニア州で、アンナ・ジャービスが亡き母を追悼する会で、母が好きだった白いカーネーションを参加者に配ったのが起源とされています。アンナの母親であるアン・ジャービスは、かつてアメリカの南北戦争で負傷兵のケアを行っていました。アンは「マザーズデー・ウォーク・クラブ」を立ち上げ、敵兵のケアも献身的に行っていたとされています。

  おとうさん、母の日!「カーネーション贈る母はすでになし・・・・」「あら、あなた!母の日の起源は亡き母を偲んでカーネーションを配ったのが始まりですよ!」「そうか、仏壇に白いカーネーションを供えるか・・ところで、父の日を知っているか?」「知りませんが、あなたには何の花をお供えしましょうか?」「・・・まだ早い!」

  漢字学者の阿辻先生によると、「母」の字は「女」という文字の中央部、つまり胸の部分に点を二つ加えると「母」という漢字になる、のだそうです。この点はいうまでもなく乳房の乳首を表しており、古代の中国人は子供に授乳する乳房を強調することで、慈愛あふれる母親を表現したようです。

  「たけのこや稚き時の絵のすさび」とは芭蕉の句です。子供のころは筍の絵を描いて遊んでいたものだ、という意味です。「すさび」とは遊びと書きます。この句でも、芭蕉は筍と子供時代を結び付けて詠んでいます。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2018.05.17(Thu) 17:19] 植物Trackback(0) | Comments(0)
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