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2018年05月09日 ()
  5月10日からは、七十二候の「蚯蚓出」に入ります。「蚯蚓出(きゅういん いずる)」の蚯蚓(きゅういん)とは、ミミズのことです。冬の間、土の下で眠っていたミミズが、温かくなってきて雨が多く降ると、地上に現われ始める頃という意味です。
このところ雨の日が多いと思っていたら、沖縄では梅雨入りしたそうで、雨は梅雨の走りでしょうか、畑にはミミズがたくさん這い出ていることでしょう。

  今日の水彩画は、「若葉に輝く木もれびの森」です。初夏の朝陽が昇ると、森の若葉たちが眩しさに目を覚まし、光の中で輝きます。光の向こう側には萌出る命の源が溢れているようです。
18-05-09.jpg

  雨が降った後には、ミミズが地上に出ているのをよく見かけます。踏まれたり、鳥に狙われたりと、危険が多いにも関わらず、なぜ雨が降ると地上に出てくるのでしょう。一説には、ミミズは皮膚から酸素を取り込んでいるので、水浸しの土の中では呼吸がしづらくなり、地上に出てくるのではないかといわれています。

  畑にとってミミズは大切な生き物です。ミミズは腐植土を食べて、その中の有機物を栄養として生活しているので、活発に動き回ると、栄養豊かで空気をたっぷり含んだ良質な土ができ、農作物が育ちやすい土壌に改良してくれるのです。

  おとうさん、蚯蚓出!「ミミズが出てくる季節!畑にとっては大切なミミズ、夕べも ジィージィーと鳴いていたなあ!」「あなた!ミミズは鳴きませんよ!あれはオケラが鳴いているのですよ!」「オケラ?財布の中にいる虫だ!オケラでお手上げだぁ~」「馬鹿なこと言ってないで、畑でミミズと土づくりをしてくださいな!ジィージィー」

  野菜畑では、堆肥の下あたりにミミズをたくさん見かけますが、これらのミミズを狙ってモグラが穴を掘ってやってきます。モグラは野菜の根は食べませんが、土壌改良の担い手のミミズを食べられてしまうのは問題です。モグラに野菜の根元を掘られると育たなりますし、畝を崩しマルチが剥がされたりします。モグラは大食漢で、その行動範囲は広く、冬眠はせず年中動き回り、被害は広範囲に及ぶこともあります。

  「しばらくは 滝にこもるや 夏の初」とは芭蕉の句です。日光の裏見の滝で詠んだ句だそうですが、「夏の初(げのはじめ)」とは、「修行僧の夏行の最初」という意味のようです。滝の裏側に入ってみると 修行僧になったような気分なのでしょうか。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2018.05.09(Wed) 18:04] 動物Trackback(0) | Comments(0)
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