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2018年03月07日 ()
  3月6日は、二十四節気の啓蟄(けいちつ)です。「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」という意味で、「冬籠りの虫が這い出る」という季節なのです。暦便覧では「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」と記されています。柳の若芽が芽吹き、蕗の薹(フキノトウ)が顔をのぞかせるころです。

  今日の水彩画は、「木もれびの森の早咲き桜」です。春一番に咲く桜は河津桜でしょうか。花は何故か控えめに下向きに咲きます。一番早く咲く桜なのだからもっと胸を張ってもいいのに!春の陽差しの中でも、冷たい風に寒げに花弁を揺らします。
18-03-07.jpg

  蕗(フキ)は日本原産の多年草植物で、地下茎で広がります。蕗の薹(フキノトウ)は 蕗の花茎で葉茎より先に伸び、春一番に花を咲かせます。フキノトウは日本料理には欠かせない、早春を代表する山菜のひとつです。
  春の山菜には独特の苦みがありますが、じつはこの苦みやえぐみが、からだにはとても良いとされ、山菜を食べると、苦味や辛味が冬の間に縮こまっていたからだに刺激を与えて目覚めさせ、活動的にしてくれるといわれます。「春の皿には苦味を盛れ」という諺もあるそうです。

  おとうさん、啓蟄!「あなた!もう啓蟄ですよ!畑に出てください!」「俺は虫か?まったく・・・、畑を耕すかぁ!おっ!フキノトウが出ている!フキノトウの天ぷらで今夜は一杯!」「あなた、土手に座り込んで、ニヤニヤして・・・」「フキノトウを見つけたよ!別名をフキノシュウトメ(蕗の姑)という!麦と姑は踏むがよい、という諺からきていて、出すぎる姑も麦同様に踏むといいという意味なのだ!」「麦がどうかしましたか?」「いや、独り言です!姑という字も古い女と書くのだから、漢字は面白い!」「あなた、舅だって薄い男と書くじゃありませんか!」「聞こえているじゃねえか・・・・」

  フキノトウは油で調理することで特有の苦みが和らぐことから、手間をかけずにおいしく食べるには天ぷらが一番です。つぼみのままではなく、葉を開いた形にして、小麦粉または片栗粉を薄くまぶし、てんぷら粉に卵と冷水を入れ、もったりとする程度の衣を作り、絡めて油で揚げます。

  「蕗の薹藪の隅より現れし(ふきのとう やぶのすみより あらわれし)」とは正岡子規の句です。枯れ葉や雑草の中から顔をのぞかせたフキノトウを見つけると、春がきたなあ~と嬉しくなります。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・・サム ヤマモト
[2018.03.07(Wed) 22:03] 植物Trackback(0) | Comments(0)
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