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2017年12月21日 ()
  12月22日は二十四節気の冬至です。春分、夏至、秋分とともに二分二至として四季の中央におかれた中気です。日照時間が最も短くなり、夏至と日照時間を比べてみると、東京では約4時間40分もの差があります。暦便覧には「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」と記されています。

  今日の水彩画は、「季節の終わりを飾る紅葉」です。夕日に輝く初冬の紅葉ですが、華やかな彩りの中に冬枯れの色が混じり、どこか寂し気な木々です。鏡のような湖面に彩りを映し込みますが、木枯しがさざ波をたてて邪魔をします。
17-12-21.jpg

  冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意味の「一陽来復(いちようらいふく)」といい、冬至を境に運が向いてくるとしています。
北欧では、暗くて寒い冬は悪霊の力が強まりますが、冬至を境に太陽の力が復活するとされ、冬至祭は復活を祝うお祭りでした。この祭は「ユール」と呼ばれ、「ユールログ」と呼ばれる大きな木の丸太を燃やし、ご馳走やお酒で祝いました。この太陽の復活を祝う祭りと、キリストの生誕が結びつき、クリスマスになったといわれ、今でもクリスマスを「ユール」と呼び、ユールログ(丸太)型のケーキで祝います。

  おとうさん、寒い!「寒いわけだ、冬至だよ、冬の真ん中だ!こんな日は、柚子湯にはいって、カボチャを肴に熱燗でお酒を呑むのがいいなあ~」「あなた、冬至には ん(運) が二つ重なる食べ物で運を呼び込むという 運盛り(うんもり)の七種 を食べるのだそうです!その食材は、南瓜(ナンキン=カボチャ)・人参(ニンジン)・蓮根(レンコン)・銀杏(ギンナン)・金柑(キンカン)・寒天(カンテン)・饂飩(ウンドン=うどん)です。お酒は入っていません!」「ん?酒無し?酒に運がないなあ・・・・」

  カボチャの原種は、メソアメリカ(中央アメリカ)で八千年~一万年前から栽培されていたと考えられています。日本に伝わったのは、16世紀ごろ、豊後(大分県)の国にポルトガル人がカンボジア(カボチャの語源)から持ち込んだものが、各地に広まり、ニホンカボチャになった、という説が有力なようです。

  「斧入れて香におどろくや冬木立」 与謝蕪村の句です。冬枯れした木に斧を打ち込んだところ、中から木の香がしてきた。冬木立は見た目こそ枯れてみえるけれど、その内側から感じる生命力におどろいた、という意味です。

   ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・・サム ヤマモト
[2017.12.21(Thu) 15:18] 食べ物Trackback(0) | Comments(0)
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