TOP > 霜柱
 ← 年の瀬 | TOP | クロネコ

リストマーク 霜柱 

2012年12月18日 ()
 寒くなりました、もう12月中旬ですから。師走になると本当に一年が過ぎるのが早いなあと感じますね。毎朝木洩れ日の森をウォーキングしていますが、今朝は森の地面に霜柱が出来ていて踏むたびにザクザクと霜柱が崩れる音がしました。寒い朝の凛とした空気に霜柱の音が響くと、一層寒さが増すような気がします。今日の水彩画は、晩秋のブナ林です。11月初旬に訪れた奥只見でしたが、今頃はこのブナ林も雪に埋もれていることでしょう。今年は例年より雪が早く多いようです。
12-12-13.jpg

 「熊出没注意」と騒がれたクマたちも、ブナの根元の穴に潜り込んで冬籠りを始めたのでしょうか。冬籠りの穴の中でメ熊は子供を産み、ため込んだ脂肪分で自分と子供の命を支えます。だから、秋には懸命になってブナの実を食べ脂肪をため込むのでしょうね。もし、メス熊の脂肪の量が足りないと、子宮に受精卵が着床しないようになっているそうで、命を守るための自然の制御というのはすごいものですね。

 さて霜柱ですが、霜柱は地中の水が凍ってできます。寒い冬の明け方、気温が3℃以下になると地表の温度は零度以下になり、土の表面の水分が凍り始めます。暖かい土の中の水分が毛細管現象により地表面に引き寄せられ、柱状に氷が成長していくのだそうです。霜柱は長いものでは10cmを超えることもあるそうです。

  おとうさん、霜柱避けて歩いていますね。「いやねぇ、きれいに凍った柱を踏みつけるのがかわいそうだなあ・・と思って」。おや、優しいお気持ちですねえ。はは~あん・・奥様に踏みつけられているおとうさんと比べて・・「てやんでぃ!俺は一家の大根柱だ、霜柱とは違うぜ!」。それを言うなら「大黒柱」でしょう・・・・。でも冬は大根のおいしい季節ですから。おでん、ふろふき大根、ブリ大根、煮物などなど。大根はいろいろな料理に使われ、めったに「食あたりにならない」食材として昔から親しまれています。だから、「あたらない役者」を大根役者っていいますよね。戦前の五代目尾上菊五郎がへたな役者に「大根はうまいぜ!だが、お前さんは大根にもなってねえ」といったとか。おとうさん、大根柱でいいですよ!まだ食えるじゃないですか。

 霜柱草というシソ科の植物があります。小さな白い花をたくさんつけるので花の姿が霜柱かと思っていたら、枯れた茎の根元にハート型やリボンのような大きな氷の霜柱が出来るのがこの名の由来のようです。霜柱草が地中から水分を吸い上げ、茎から出した水分が凍って伸びたのがこの霜柱の花だそうで、高尾山などの関東近郊の低い山でも見られるようです。

 それでは次回の水彩画をお楽しみに・・ サム ヤマモト
[2012.12.18(Tue) 16:43] 自然風景Trackback(0) | Comments(0)
↑TOPへ


 ← 年の瀬 | TOP | クロネコ

COMMENT

COMMENT POST















管理者にだけ表示

Trackback

この記事のURL:
http://samwatercolor.blog.fc2.com/tb.php/26-fc29954f
 ← 年の瀬 | TOP | クロネコ

カウンター

カレンダー

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

QRコード