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2017年09月06日 ()
  夏らしくない夏が終わり9月になりました。9月7日は二十四節気の「白露」にあたります。大気が冷えてきて、露ができ始めるころです。暦便覧には「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也」と記されています。この頃から仲秋となり、空が高く薄の穂が顔を出し、秋らしい気配となりますが、朝夕は肌寒さも感じられます。

  今日の水彩画は、「木陰に潜む秋の気配」です。暦の上では秋ですが、里山の木々の葉はまだまだ緑色で秋色は見当たりません。でも、木陰に隠れている草木の葉は少しだけ黄色くなっているようで、秋が密かに忍び寄ってきています。
17-09-05.jpg

  旧暦の八番目の月は葉月です。葉月は稲の収穫の準備にかかる時期ですし、収穫を祝う秋祭りもこの時期に多くが催されます。茄子や南瓜など秋野菜が収穫される時期でもあります。我が家の畑でも茄子やピーマン、土手に勝手に生えている南瓜(美味しくないが)も収穫時期となりました。カボチャは南の国(カンボジア)から伝わった瓜ということで南瓜の字があてられ、西瓜(スイカ)と対になっているようです。

  おとうさん、秋野菜がうまい!「秋だなあ、収穫の秋だ!トマト、ナス、ミヨウガなどなど、たくさん採れたなあ!畑の土手にもカボチャが勝手になっている!これも採るか?」「あなた!土手カボチャは採っても美味しくありませんよ!」「土手カボチャと役立たずの代名詞みたいに悪口を言うが、食糧難の時代には、こんなカボチャでも貴重なものだったに違いない!」「あらっ!役に立ったのですか?土手カボチャでも・・・」「なんだ、なんだ!俺の顔見ながらいうことないだろう!」

   「土手かぼちゃ」は悪口として使われますが、土手に自生しているカボチャは、小さく痩せていて食用に適さない「役立たたず」な南瓜であることからきているようです。他にも、「ボケナス」、「おたんこナス」、など野菜にちなんだ悪口言葉が多いようですが、昔から野菜が庶民にとって身近なものとして、たとえにしやすかったのでしょうか。ちなみに「おたんこなす(小さな茄子)」は「おたんちん」が語源のようで、江戸の遊女達の言葉で、嫌な客を「御短ちん」と呼んだことからきているようです。

  「白露や芋(いも)の畠(はたけ)の天の川」は正岡子規が詠んだ俳句です。この芋は里芋のことで、夜の間に大気が冷え込み、畑の里芋の葉につらなるように朝露が宿っているのでしょう。雨が多かった夏のせいか、我が家の畑の里芋も順調に伸びて、大きく広げた葉に白露をため込んでいます。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2017.09.06(Wed) 11:17] 食べ物Trackback(0) | Comments(0)
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