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2016年12月25日 ()
  12月21日は冬至で、一年の間で昼が最も短く、夜が最も長くなる日でした。暦便覧には「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」と記されています。
 中国や日本では、冬至は陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意味で「一陽来復(いちようらいふく)」といって、冬至を境に上昇運に転じ、運が向いてくる日なのです。

  今日の水彩画は、「朝焼けの冬の森」です。裸木が並ぶ冬の木もれびの森、わずかに残った枯れ葉とむき出しになった木々の幹が、朝陽に光ります。朝焼けの陽に照らされた森は、来春に芽吹く命を温めるように橙色に染まります。
16-12-25.jpg

  25日はクリスマス、サンタクロースからのプレゼントは届きましたか。贈り物を交換するこのクリスマスが、古代の冬至祭に起源があることを知っていましたか? 冬至は、太陽の「死と再生」を意味する重要な日として、古代ヨーロッパでも神聖な日とされてきました。夜が一番長くなる日は闇の世界から亡者が現れ、人々は食べ物や贈り物を供えました。亡者はそのお返しに太陽の再生を約束してくれるのです。この冬至祭に、キリストの生誕と聖人ニコラウスが結びつき、さらに贈り物の交換という商業主義が重なって、サンタからのクリスマスプレゼントが誕生したらしいのです。

  冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。なんきん(かぼちゃ)、れんこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うどん・・と「ん」のつくものを運盛りといい、縁起をかつぐとともに、栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵だったようです。また、冬至に柚子湯に入る、というのは江戸時代に始まったようで、一陽来復や運を呼びこむ前のお清めだったといわれています。

  おとうさん、冬至!「冬至とくりゃ柚子湯に入って、れんこんやぎんなんといった んがつく肴で、熱いかん酒でキューっと一杯だな~」「あなた!肴はありますが、お酒は終わりました・・・」「一陽来復だあ、終わったら新しいお酒が出てくるのだろう?」「それがないんです・・あなたにも んが付きました・・運の尽き!」「・・・う~ん・・」 

  「年暮ぬ笠きて草鞋はきながら(笠を着け、草鞋をはいて長い旅であった、こうして年が暮れたのだなあ)」 松尾芭蕉が伊賀上野で年越しをしたときの句です。
 もう年の暮れを迎えますが、お陰様で、今年も健康で元気に48枚の水彩画を描き、野菜畑を耕し、このブログを更新することが出来ました。ありがとうございました。来年の干支は酉、年が明けると72歳の年男です。
  皆様良いお年をお迎えください。新年にまたお会いしましょう・・サム ヤマモト
[2016.12.25(Sun) 15:54] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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