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2012年11月11日 ()
 11月も中旬となり里にも秋色が濃くなりました。今年の紅葉は発色がいいといわれていて、夏の暑さと急に冷え込んだ秋の気温が影響しているのでしょう。
今日の水彩画は、毎朝散歩する「木もれびの森」の散歩道の秋色を描いてみました。まだきれいな紅葉ではありませんが、森の奥に顔のぞかせた朝陽が木や草を黄金色に染めて秋化粧を助けているようでした。
12-10-28.jpg

 さて、秋にまつわるいろいろな言葉があります。季節の変わり目の変わりやすい天気からは「女心と秋の空」といわれますが、もともとは「男心と秋の空」だったようなのです。室町時代の狂言には「男心と秋の空は一夜にして七度変わる」というセリフがあるそうで、昔から移り気で気ままなのは男だったようです。
収穫の秋、食べ物がおいしい季節。「秋茄子は嫁に食わすな」という諺は、嫁いびりの言葉のように思われますが、どうやら違うようです。東洋医学では、食べ物は「体を温める」「体を冷やす」「中間」の三種類に分類され、茄子は体を冷やす食べ物に入ることから、「子供を授かってほしい嫁にナスをたくさん食べさせてはいけない」という意味が本来だというのです。

 おとうさん、そんなにたくさん食べて呑んで、またお腹が出て来ましたよ。「秋晴れ」ではなくて「秋腫れ」ですね。「いいねえ秋は・・・食い物が旨いし酒も旨いね。天高く馬肥ゆる秋、っていうじゃねえか。秋は肥えるものだ・・・うまいねえ秋の酒は・・・」。おとうさん!この諺はそんなのんびりしたことではなく、中国の故事から「秋になると牧草をお腹いっぱい食べて立派に肥えた馬に乗って、北方の騎馬民族が秋の収穫を略奪しに来るぞ」という警告の言葉なのですよ。そんなにのんびりとしていると、ほら奥様がきましたよ、おとうさん!「敵襲来!逃げろ・・・」。やはり逃げ出しましたか・・・・。

 中国の書「菜根譚」に、「風花之瀟洒(しょうしゃ)、雪月之空清、唯静者為之主。・・・」(風薫る中にこぼれる可憐な草花、雪景色を照らす清涼な月、こんな自然を愛でることが出来るのは、心静かな人である・・・)とあり、様々な悩みや困難を抱えている人でも、美しい風景に触れることで心が洗われ落ち着く、ということなのでしょう。
 山奥深い、人里離れたところで燃えるような紅葉を身にまとう木々は、いったい誰のために、なんのために美しくなっているのだろう・・とよく思うことがあります。やはり、人やいきものの心を癒すためなのだろう、と思いたいのですが・・・・・。

 次回は、週末車で遠路はるばる訪れた奥会津のブナ林の紅葉(黄葉?)を水彩画と共に紹介しましょう。感動する美しさでした。
では次回をお楽しみに・・・ サム ヤマモト
[2012.11.11(Sun) 20:22] 自然風景Trackback(0) | Comments(2)
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Re: 眩しいです。 by サムヤマモト
> とても素敵な絵に心が洗われました!!
> 私も絵を描くことが好きで、水彩画ももっとうまくなりたいのですが…
> プロでも通用するのではと思いました!
> とにかく感動致しました(笑)
コメントいただきありがとうございます。
美しい四季に感動でき、水彩画にできることで幸せです。
自然の命たちが描いてくれとせがんでいる気がします。
サム ヤマモト

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[ 2013.10.25(Fri) 17:06] URL | # | EDIT |

> とても素敵な絵に心が洗われました!!
> 私も絵を描くことが好きで、水彩画ももっとうまくなりたいのですが…
> プロでも通用するのではと思いました!
> とにかく感動致しました(笑)
コメントいただきありがとうございます。
美しい四季に感動でき、水彩画にできることで幸せです。
自然の命たちが描いてくれとせがんでいる気がします。
サム ヤマモト
[ 2013.10.29(Tue) 06:58] URL | サムヤマモト #- | EDIT |

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