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2016年08月20日 ()
  8月23日は二十四節気の14番目の処暑です。暑さが峠を越えて後退し始めるころで、暦便覧では「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と記されています。処暑を過ぎると、二百十日(9月1日頃)がやってきます。台風が来ることが多いため、農家にとっては厄日とされてきました。今年は台風が少いと思っていたら、今日も台風の影響で朝から激しい雨が・・・、来週には台風9号がくるようです。

  今日の水彩画は、「故郷の夏の川」です。山間を流れる川の風景をみると、「ふるさと」の唱歌が頭に浮かんできます。はるか昔に遊んだ夏の川、じりじりと照り付ける日差しのもと、ザワザワと流れる川の音に合わせるように蝉の声が谷に響きます。谷間を流れる風に乗って、子供たちの川遊びの歓声が聞こえてくるようです。
16-08-20.jpg

  「兎追いし かの山 小鮒釣りし かの川 夢は成もめぐりて 忘れがたき ふるさと、
如何にいます 父母 恙無しや友垣 雨に風につけても 思い出ず ふるさと・・」の唱歌は岡野貞一の曲に、高野辰之が詞をつけて明治43年につくられました。この詞は、高野の故郷・信州の風景を描いたものだといわれています。故郷っていいものです。

   処暑はまだまだ暑い時期です。夏バテ解消に処暑で食べると良いというものに、サンマと秋ナスがあります。
秋の魚の代表格であるサンマが出回る頃です。夏バテ解消にサンマを食べるなら、苦味があるワタと一緒に食べるのがおすすめだそうで、ワタにはビタミンが豊富に含まれ、吸収も良くなるのです。茄子(ナス)といえば「秋茄子は嫁に食わすな」ということわざがあるほど美味しいとされています。ナスには水分が多く含まれ、その水分で体を冷やすという効果を持っています。暑い夏にはピッタリの食べ物です。

   おとうさん、畑の茄子?「ナスが沢山できたな・・・茄子焼をショウガ醤油で・・、冷たいビールでキューっと!」「あなたナスが焼けました!ビールも冷えてます~」「どっどうなっているの?お前も一緒にどうだ!」「秋ナスは嫁に食わすな!って言いたいのでしょう?」「いや、この諺には、秋ナスは体を冷やすから・・という優しい意味も!」「知っていますよ!もう関係ない年ですから、いただきまぁ~す!」「・・・・・」

  「秋涼し手ごとにむけや瓜茄子」 芭蕉の句です。ここで「瓜」は芭蕉の好物の真桑瓜のことのようですが、茄子は皮をむいては食べられない。茄子は「水ナス」のことで、泉州の特産で甘く水分の豊富な生食野菜として好まれたようです。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2016.08.20(Sat) 19:58] 自然風景Trackback(0) | Comments(0)
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