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2016年07月19日 ()
  7月18日からは、七十二候における小暑の末候にあたり、「鷹乃学習(たかすなはちがくしゅうす)」とあります。この年の5月から6月にかけて生まれた鷹の雛が飛び方を覚え、空に舞い上がる季節なのです。7月18日は「海の日」という祝日でもあるのだそうです。年を取ると新しく制定された祝日が頭に入っていないため、今日は何で休みなの?と聞いてまわることになります。

  今日の水彩画は、「朝凪の漁場」です。海の日にちなんだ絵という訳ではありませんが、夏の朝凪の津久井浜海岸の風景です。土用波もまだ届かない静かな海岸の浅瀬で二隻の漁船が浅利を採っています。ベタ凪の海面が朝陽に輝き、船影が涼しげにゆっくりと揺れ動きます。
16-07-19.jpg

  国民の祝日としての海の日の趣旨は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」こととされていますが、海を持たない県はどうするのでしょうか?海のない内陸の奈良県では、海の日と同じ日を「奈良県山の日・川の日」とすることを条例で定めました。ところが、今年の1月1日から8月11日を「山の日」として国民の祝日とするという法律が施行されました。祝日が増えるのはいいことなのでしょうが、奈良県などの山の日はどうするのでしょうか。

  おとうさん、今日は祝日!「今日は旗日だというが、いったい何の日なのだ?」「あら、あなた知らないのですか、海の日ですよ!」「海の日だと!何を祝うのだ?」「ですから、海に感謝するのでは?」「それじゃ、今日は海の幸に乾杯だあ~刺身で一杯やろうじゃないか!」「あなた、山の日も出来たみたいですよ!それに、あなたはもう毎日が休日の身!祝日とは無関係でしょう・・・」「寂しいなあ・・・」

  西の各地では梅雨明けが宣言されましたが、関東地方はまだのようです。高温多湿のこの時期、野菜畑の野菜たちがすくすくと育ち、ちょっと収穫に間が空くと、キュウリがお化けのようになってしまいます。夏野菜がたくさん採れますが、雑草もすごい勢いで伸びて、放置すると畑が忽ち雑草に覆われた荒野に変わってしまいます。
 「水桶にうなづきあふや瓜茄子(みずおけにうなずきあうやうりなずび)」蕪村の夏野菜の句です。水桶に浮かぶ瓜と茄子が、まるでうなずきあうように見えるが、同じように青飯法師(尾張の俳人)と私(蕪村)とは、初対面にもかかわらずお互いうなずき合うくらい親しく語り合えた、というのです。青飯法師と蕪村は二人ともツルツル坊主、瓜も茄子もツルツル坊主だと楽しそうに詠んでいます。
 
ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2016.07.19(Tue) 15:44] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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