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2016年07月15日 ()
  今ごろは、七十二候の「蓮始開(はすはじめてひらく)」にあたり、蓮の花が開く頃です。梅雨の中休みのまぶしい陽ざしのなかで咲く蓮の花に、暑さも忘れ見とれてしまいます。池の中からすっと茎を伸ばして咲きほころび、仏さまにも縁が深い聖なる蓮(はす)の花を愛でに、少し早起きして出掛けてみてはいかがですか。開花時間は早朝7時から9時ごろで遅くなると花は閉じてしまいます。花の命は4日と短いですが、次々と花が咲いてくるそうです。

  今日の水彩画は、「涼風渡る渓流」です。ザワザワという流れの音を頼りに河原に降りてみると、岩石が折り重なって出来た幾つもの堰を乗り越えて、渓流が小さな滝をつくりながら流れ下っています。岩たちが流れの中央で、陽に焼かれた肌を冷やすように涼を取っています。
16-07-15.jpg

  蓮の根は蓮根(レンコン)で、地下茎が肥大したものです。あの聖なる花の下の泥の中にレンコンがあるのですが、実際には観賞用の蓮と食用のレンコンをとる蓮は種類が違うようです。レンコンは油と相性が良いため、天ぷら、きんぴら、油炒めなどで、また、酢との相性もよく、ピクルス、マリネなどでも美味しく食べられるそうです。
 レンコンの食感からは栄養も何もなさそうですが、実は、優れた薬効成分が含まれています。レンコンの主成分はでんぷんで、食物繊維を多く含んでいますが、ビタミンCが非常に豊富でレモンと同等といわれます。ほかにムチン、タンニンンといった成分も含まれており、タンニンには止血効果があるといわれます。風邪や花粉症による鼻水・鼻づまりにはレンコン汁を直接鼻の穴につけるとよく効くそうです。レンコンの汁にハチミツとお湯を入れて飲むと、風邪や下痢の特攻薬になるそうです。レンコンを食べると、ビタミンC効果により、美しい肌を作り若返るといわれています。

  おとうさん、蓮の開花!「蓮の花が咲く頃だ!早起きして見に行くか!」「あなた、早くいかないと蓮の花は短いですから!」「うむ~、美しい花は短命だからなあ・・・」「なんですか、私は長命だと?」「いやいや、花の命は短いがレンコンは長生きだ!」「私は泥の中のレンコンだと?」「う~レンコンには薬効があり、美しくなるそうだ!」「・・・・・」「だから・・その・・・レンコンから極楽の花が咲くのだよ!南無阿弥陀仏・・」

  「蓮の香や水をはなるる茎二寸」と蕪村が詠んだように、水面から茎が伸びてその上に咲くのが蓮の花です。水面に浮かんで咲くのは睡蓮(すいれん)です。水面から離れて咲く蓮の花が涼しそうだと、夏の雰囲気を詠んでいるのでしょう。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・サム ヤマモト
[2016.07.15(Fri) 20:30] 植物Trackback(0) | Comments(0)
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