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2016年06月22日 ()
  6月21日は夏至です。二十四節気の十番目で、一年のうちで一番昼が長く夜が短い日です。暦便覧には「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」と記されています。昼が一番長いとはいっても、日本では梅雨の最中ですから、曇りや雨の日が多く、日照時間としては冬より短くなる時期でもあります。

  今日の水彩画は、「梅雨の谷川」です。降り続く雨を集めて、水かさを増した谷川が、ザワザワと音を立てて流れ下ります。雲に覆われた薄暗い谷間に薄日が差し込むと、雨に濡れた木々の葉や岩が束の間の陽ざしを惜しむように輝きます。
16-06-22.jpg

  日照時間の短い北欧では、昼間の最も長い夏至はとても大切な日のようで、さまざまな国で太陽に感謝する夏至祭が催されます。日本では古来より、天照大神(あまてらすおおみかみ)が太陽の化身として信仰されてきました。夏至の日を祝う行事が行われるようになったのは、中世に中国から二十四節気が伝わってきて、「夏至」という節気が暦に使われるようになってからのようです。
夏至の日は昼の時間が長いので、「電気を消してスローな夜を」という節電を呼びかけるイベントが行われているそうです。関西ではこの日にタコを食べる習慣がありますが、関東地方では小麦の焼き餅をお供えして食べるようで、いずれも五穀豊穣を願ってのことのようです。

  おとうさん、今日も雨!「雨の日は畑がなくて楽でいいが、雨ばかりだと暗くジメジメとして、いやだねえ~」「あなた、お風呂場にまたカビが生えています!何とかしてくださいな!」「梅雨は黴雨(ばいう)ともいい、カビの季節でもある!この間テレビでやっていたなあ・・50度以上のお湯をかけるとカビが生えなくなるそうだ・・・」「本当?50度のお湯で・・・」「あちちっ!熱いじゃねえか!」「あなたにも加齢でカビが・・・」「そっちこそ・・古くなった餅肌にカビが・・・あ~梅雨はいやだねえ~」

  この梅雨の時期に雨が降るからこそ、緑あふれる美しい日本の自然があるのですが、毎日のように雨が降ると、もうたくさんと思ってしまいます。ことしもまた、九州で記録的な大雨となり、土砂崩れや洪水などの災害が起こっています。雨が少なくても水不足となり、多すぎても災害となり、なかなか程よく降ってくれないものです。
 「降る音や耳も酸うなる梅の雨(ふるおとや みみもすうなる うめのあめ)」芭蕉の句です。五月雨の降る音もこういつまでも聞かされると、梅雨というだけあって耳の中まで酸っぱくなってくる、という意味ですが、長雨にうんざりというところでしょうか。
 
  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・サム ヤマモト
[2016.06.22(Wed) 16:47] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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