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2016年04月21日 ()
  4月20日は二十四節気の穀雨にあたり、田畑を耕し種や苗を植え、作物の育成を助ける春の雨の降るころです。穀雨とは穀物の成長を助ける雨のことで、暦便覧には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と書かれています。
「清明になると雪が降らなくなり、穀雨になると霜が降りることもなくなる」という言葉があるようです。家の野菜畑では、早めに植えたトマトとキュウリの苗が遅霜にやられてしまい、穀雨の昨日植えなおしました。先人の言葉に耳を傾けよう!反省!

  今日の水彩画は、「木もれびの森の枝垂桜」です。森の山桜が散り、若葉が芽吹いているのに、枝垂桜はまだ咲いています。仲春の陽を浴びて、垂れ下がる枝に薄桃色の花びらを飾り付け、桜花の季節の終わりをしめくくります。
16-04-21.jpg

  枝垂桜には、3月下旬頃から咲き出すものと、ソメイヨシノなどより遅れて4月中旬頃に咲くものとがあるようです。エドヒガン系統のものが多いそうですが、様々な品種があるようです。普通の樹木は陽に向かって上へ上へと伸びていくのに、枝垂桜の枝は下に垂れ下がっています。一般には、枝が伸びると枝の根元が太くなり、重力に打ち勝って上に伸びていきますが、枝垂桜の先枝は、細いままで伸びるので、垂れ下がってしまうのだそうです。

  おとうさん、枝垂桜!「桜もそろそろ終わりだなぁ~、花見酒ともお別れかぁ!よだれ桜だ・・」「あなた、しだれ桜でしょ!綺麗だけど垂れ下がる枝が寂しそう・・」「謙虚さだよ、“実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな”っていうだろう!人格者ほど謙虚になるということだ!枝垂桜も美しく咲けば咲くほど謙虚に頭を下げるのだ!うちのカミさんも・・・」「それって、美しいと褒めているの?」「ウ~ッ!だから謙虚に・・・」

  桜の花言葉は桜の種類によって異なります。枝垂桜の花言葉は・・「優美」と「ごまかし」です。「ごまかし」とは美しい桜に似合わない花言葉ですが・・・。
 散る桜には、もの悲しさが付きまといます。「桜花 何が不足で ちりいそぐ」と一茶が詠むように、咲いてすぐに散ってしまいます。「散る桜 残る桜も 散る桜」とは、良寛和尚の辞世の句と言われます。どんなに美しく咲いている桜でもいつかは必ず散る、限りある命だ、といっているのです。でも、桜の花が散るのは終わりではなく、次に命をつなぐためであり、次の春に花を咲かせるために散る、と考えると、来春を待ちわびる前向きな気持ちになります。辛いこと、悲しいことが続く日々ですが、必ず春はやってきます、元気を出して生きましょう。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・サム ヤマモト
[2016.04.21(Thu) 09:57] 植物Trackback(0) | Comments(0)
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