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2016年02月07日 ()
   2月3日は節分、その翌日が立春です。二十四節気の一番目となり、年の暦の始まりであり春の始まりです。この日から立夏の前日までが春となります。暦便覧には「春の気立つを以って也」と書かれています。
 立春の日になると「立春大吉」と書かれたお札が貼ってあるのを見かけます。立春大吉は厄除けのお札で、一年を平穏無事に過ごせるようにと玄関先に張ります。「立春大吉」の四文字すべてが左右対称であることから、縦書きにすると裏から見ても、立春大吉と読むことが出来ます。このお札、手書きでもいいのですが、出雲大社相模分祠(秦野市)では、前もって申し込むと郵送で届けてくれるそうです。

   さて、今日の水彩画は春の始まりにふさわしく、「雪解けの里山」です。春の気配を含んだ陽ざしをあびて雪が融け、埋もれていた枯れ葉が顔を覗かせます。立春とはいえまだまだ厳しい寒さの盛り、融けた雪もまた凍り付きます。氷まじりの雪の間から飛び出した枯れ葉たちが、春の命の芽生えを祈って、陽ざしに赤く輝きます。
16-02-06.jpg

  立春の前日の節分に豆まきをして1年間の厄を払い、翌日の新しい年の始まりに厄が来ないようにと、「立春大吉」の札を張り出したのでしょう。また春は草木の芽吹きで命がよみがえる時期、新しい命の力で邪気を払うのかもしれません。
 立春大吉にあやかった「立春大福」があるのをご存知ですか?和菓子屋さんなどでは、「立春大福」を用意しているところがあるそうですよ。大きな福が訪れるように立春の日にご家族で召し上がってはいかかがでしょうか。

   おとうさん、立春!「春とはいえ寒い!こんな日には熱燗でキューっといくと温まるのだが!」「あなた・・またお酒の話ですか?」「そうだ!立春といえば、立春朝搾り・・立春の朝の絞りたての新酒で、お祓いも受けてご利益がある目出度い酒だ、・・立春大吉で一杯いこうか!」「はいはい・・では、入れたてのお茶で立春大福を召し上がれ・・・」「大福?しょうがない・・立腹大福といくか・・」

  「春立つや新年古き米五升」 芭蕉の句で、新春ともなれば、貧しい草庵も春らしくなり、去年貰った米も五升あり、わが暮しは仕合せというものだ・・・という芭蕉の清貧な暮らしぶりがうかがえます。
 「立春には卵が立つ」という中国の古書に対し、物理学者の中谷宇吉郎が実験して「立春以外でも立つ」と証明し、思い込みや見落としが人間にはあると、随筆に書いているそうです・・・と聞いてやってみました。5分ぐらいで、見事卵が立ちました。

  ではまた、次回の水彩画をおたのしみに・・・・サム ヤマモト
[2016.02.07(Sun) 15:19] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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