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リストマーク 鶏始乳(にわとり はじめて とやにつく) 

2016年01月30日 ()
  いまは、七十二候の大寒の末候の鶏始乳(にわとり はじめて とやにつく)にあたり、鶏が卵を産み始める時期といわれます。本来、鶏は寒い時期には卵を生まないものらしく、大寒の終わり頃に徐々に昼間の時間が長くなると、春を感じて卵を産み始めるといわれています。「鶏始乳」は七十二候の最後の候で、二月になると立春となり、旧暦でいうお正月、一年の暦の始まりになります。

  今日の水彩画は、「木もれ日の森の残り雪」 です。木もれ日の森に降った雪が、寒さが続く中でまだ融けずに残っています。枯れ葉に彩られた残り雪が、柔らかな冬の朝陽に輝きます。切り落とされた木の枝や積もった枯れ葉の下で、雪解けの春を待っている草の新芽や虫たちが、陽に誘われて顔を覗かせてしまいそうです。
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  鶏は五千年前インドで野鶏が家畜化されたものといわれ、日本には、古墳の埴輪に鶏の形があることから、二千年以上も前に中国から渡来したものとされています。大昔から庭先で飼育されていた鶏は、当然のことながら肉も卵も食べられていましたが、仏教が伝わると肉食を禁忌する風習が広まり、表向きは食べられなくなりました。鶏肉や卵が食べられるようになったのは、室町時代になってからのようです。江戸時代の「ゆで卵」は1個二十文だったそうですから、庶民には高価な食べ物でした。一般の家庭で卵が多く食べられるようになるのは昭和30年以降のことだそうです。

  おとうさん、お昼?「昼飯は?親子丼かぁ・・卵が先か?鶏が先か?生命の始まりに関わる疑問だ!鶏が居なけりゃ卵は産まれない、その鶏は卵から産まれる?」「あなた~なにをブツブツ?冷めてしまいますよっ!親子丼!」「鳥は恐竜が進化したものだから、恐竜も卵から産まれたとすると、卵から鶏が産まれたのが先だ!」「あなた、どこか悪いの?お酒の話ではないのね?」「いや~卵か鶏か?どちらからさきに食べようかと思って・・やはり卵から!」「あなた・・ふう!どこも悪くなさそう・・」

   「雪とけて村いっぱいの子どもかな」 一茶の句です。雪国の長い冬の間、家に籠っていた子らが、雪が解け出すといっせいに外へ出て遊び、村中が子どもたちでいっぱいになる。雪から解放されて春を迎える雪国の人々の喜びが溢れています。
 二月になると立春を迎えますが、一年で一番寒い時期でもあります。エルニーニョ現象で暖冬の予報でしたが、異常低温注意報が出るほどの寒さと降雪です。一昨年の週末になると襲ってきた週末寒波を思い出します。もともとエルニーニョ現象は、異常気象をもたらすことを意味するそうですから、注意が必要です。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト

相模原市の市民ギャラリーで個展を開きます。お近くの方、お気軽に足を運んでください。入場無料です。

サム ヤマモト水彩画個展(第三回)「木々の光と影と命」
開催場所: 相模原市民ギャラリー 第一展示室
   (JR相模原駅ビル セレオ相模原4F)
日時:    2016年2月12日(金)~2月15日(月)
        10:00~19:00(初日11:00より、最終日16:00まで)
[2016.01.30(Sat) 11:30] 自然風景Trackback(0) | Comments(0)
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