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2015年12月13日 ()
  12月師走となりました。二十四節気では大雪(たいせつ)にあたり、平野にも雪が降る時節で、暦便覧には「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」と書かれています。七十二候の大雪の初候(12月7日〜11日)では、閉塞成冬(そら さむく ふゆとなる)とされ、いよいよ本格的な冬です。鰤(ぶり)など冬の魚の漁も盛んになり、熊が冬眠に入り、南天の実が赤く色付くころです。

  さて、今日の水彩画は、「晩秋の木もれび日の森」です。暖かく紅葉が遅れていた里山の雑木林でも、木々が鮮やかに色付きました。木枯らしに吹き落とされた残りの葉に陽があたると、森は赤や黄の色に染まります。翌春に芽吹く命を育むための紅葉には晩秋の寂しさはなく、命をつなぐ喜びに明るく鮮やかに輝きます。
15-12-12.jpg

  大雪の候ですが、今年の冬は雪が少なくなりそうです。気象庁などの予測によると、今年の冬は、最強のエルニーニョの発生により、偏西風が日本の東で北へ蛇行するため、寒気の流れ込みが弱く、南からの暖かく湿った空気が流れ込みやすいので、暖冬になるということです。気温は北日本では平年並み、東日本、西日本では平年より高めになるそうです。積雪は北日本の日本海側では平年並み、東日本と西日本の日本海側は平年より少ないようです。
 暖冬で雪が少ないからと安心できません。エルニーニョの発生は異常気象を意味しますから、2014年のように太平洋側に大雪が降るかもしれません。

  おとうさん、雪見?「あなた、そんなところで横になって?風邪をひきますよ!」「季節は大雪!雪が降るのを待っているのだよ!“雪を待つ上戸の顔や稲光”って俳句があるじゃねえか、雪が降りゃ雪見酒だ!風流だねえ日本の冬は!」「今年は暖冬ですから、雪なんぞ降りませんよ、それにお酒もありません~!」「雪もなし酒もなし、風流もなしかぁ・・・暖冬ってやつは寂しいものだねぇ♪・・・」

  「いざ行む雪見にころぶ所まで」 松尾芭蕉の句ですが、「さあ雪見の宴に出かけよう 雪に足を取られて転ぶかもしれないけど・・」と、雪見酒に心浮き立つ気持ちを詠いあげた句です。酒呑みはいつも、何かにつけ呑む理由を作るものです。

  皆様のお陰で、今年で10回目(10年)となった個展を大盛況のうちに終えることができました。ありがとうございました。遅れてしまいましたが、今回の水彩画が次回の個展向けの一枚目となります。11年目のスタートにまずは乾杯!

ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・サム ヤマモト
[2015.12.13(Sun) 15:04] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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