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2012年09月21日 ()
  朝陽に光り輝く木々の葉に囲まれた奥深い谷間を流れ落ちる一条の滝。今回はいきなり「今日の水彩画」の解説から入ってしまいましたが、この滝は川原湯温泉の近くの「不動滝」です。高さ70メートル三段の滝ですが、雨がしばらく降っていないので水量が少なく下段だけが見えました。ダムが出来ると沈んでしまう滝なのでしょうか、近くにはお不動さんを祀ったお堂もありました。

2012-09-23.jpg


  お不動さん信仰が本格的に広がったのは鎌倉「元寇の役」といわれます。悪魔を退散させ、すべての障害を打ち砕くお不動さんに、敵国退散の願をかけたのでしょう。
お不動さんの姿は、目を怒らせ、右手に迷いや邪悪な心を断ち切りる宝剣を持ち、左手に悪い心をしばり善心をおこさせる縄を持ち、背中には毒を焼きつくす炎を背負い、迷いのない不動の心を表す磐石(ばんじゃく)という堅くて大きな岩の上に立っています。恐ろしい姿をしているお不動さんですが、すべての人々を救い、疫病退散の仏として庶民の信仰を集めました。いまでも病を抱えたお年寄が平癒祈願に行くのは、お不動さんとお薬師さんが一番多いのだそうです。

おとうさん、今日も呑んで酔って顔が真っ赤、お不動さんみたいですね。「この店いいねえ、よ~し!ここに腰を落ち着けて、盤石の態勢で呑むぞ」おやおや、よほどここの吉祥天女さんが気に入ったみたいですねえ、おとうさん!鼻の下伸ばして、にやけたお不動さんだねえ。おっと、携帯にメールが・・・えっつ!おうちの怖~い不動明王、あっつ!いや、奥様からですか?「早く帰って!」ですか?急にオロオロして、もうお帰り?盤石はどうなったの?おとうさん(お不動さん)なにも走り出さなくても・・・

  滝とお不動さんの結びつきはというと、不動明王は仏教の修験者たちの守り神でもありました。だから修験霊場で滝行を行う所にはお不動さんを祀っていたので、滝も不動の滝となったのですかね。不動滝と呼ばれる滝は数百カ所もあるといわれます。
  お不動さんは色との関係も深いのです(色といっても色彩ですよ)。江戸五色不動は、有名な目黒不動や目白不動をはじめ、目赤不動(文京)、目青不動(世田谷)、目黄不動(台東)の五色五箇所です。五色は中国の陰陽五行説からくるものです。五行とは、この世のすべては木・火・土・金・水の五要素で成り立ち、それぞれ青・赤・黄・白・黒の五色に、東・南・中央・西・北の方角に繋がっています。大相撲の土俵も四方に青・赤・白・黒の房をさげています。この五色、すべての色の基本となる三原色、光の白色、光のない暗黒で、古代から光と色彩の根本が理解されていたのですね。

 ちょっと難しい話になっちゃいましたかね。お不動さんにお参りするとスッキリするかと・・いやだから不動産屋さんでなくて・・・・・ではまた次回・・・サム ヤマモト
[2012.09.21(Fri) 13:55] 自然風景Trackback(0) | Comments(0)
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