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2015年06月13日 ()
  各地で梅雨入りとなりました。梅雨の雨は雨脚が強く激しい降りとなり、また、晴れたと思えば強い日差しが射しこみ、蒸し暑さが息苦しいほどです。梅雨の花と言えば紫陽花(アジサイ)です。うっとうしい梅雨空の下、色とりどりに美しく咲く紫陽花は、心を和ませてくれます。梅雨ならではの紫陽花の風情を楽しむ余裕を持つことが、じめじめとした梅雨を元気に乗り切るコツかも知れません。

  というわけで、今日の水彩画は「紫の紫陽花」です。いつもは庭の青の紫陽花を描いていましたが、ベランダの鉢植えの紫陽花が紫のきれいな花を付けたので描いて見ました。梅雨空の束の間の晴れ間から射す日を浴びて、紫の紫陽花が輝きます。花茎の先の紫手鞠のような花が、大きな葉で支えられて風に揺れています。
15-06-12.jpg

  紫陽花の別名を「七変化」というように、花色が変わることは知られていましたが、武士には節操のない花として嫌われたようです。アジサイの花色は土の酸性度に左右されるようで、酸性では青花になり、中性や弱アルカリではピンク花になるそうです。中には土に関係なく両方の色になる品種もあるようですが、青系を中性や弱アルカリ土に植えると、赤みを帯びた紫色になり、ピンク系は酸性土に植えると、青みを帯びた紫色になります。アジサイの栽培農家は品種の色を判断して、その色をよりきれいに発色させるために土や肥料を調整しているそうです。

  おとうさん!梅雨ですね!「梅雨と言えば紫陽花だな!今年も綺麗に咲いた!だけど、花の色が変わる紫陽花は“浮気性”だと、武士には嫌われたらしいな!」「あらそう、あなたの浮気性も庭の土を変えて埋めてやると変わるかも知れませんね!」「ぞ~っ、たった助けて!」「あら、もうお顔が青く変わりましたよ、あなた!」

  紫陽花には霊力あるとされ、愛知県形原町の紫陽花寺(補陀寺)に伝わる伝説では、人に見つからずに他人の家の紫陽花を盗ってきて玄関に吊すと、お金が貯まり、厄除けになるといわれ、お互いに他人の紫陽花を盗み合うようになってしまいました。見かねたお寺の住職が「寺に紫陽花を植えてあげよう」と境内に植えたという。
 「紫陽花や 藪を小庭の 別座敷」は芭蕉の句ですが、花盗人ではなく、そっと眺めるのが風流というものです。 アジサイの漢字は紫陽花ですが、本来の「紫陽花」は唐の詩人白居易が命名した紫の花のことで、平安時代の学者源順が間違えて日本のアジサイにこの漢字をあてたため、紫陽花がアジサイになったようです。花言葉は、「移り気」「心地よい静けさ」、また「忍耐強い愛情」「元気な女性」というのもあります。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2015.06.13(Sat) 11:57] 植物Trackback(0) | Comments(0)
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