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2015年01月08日 ()
  明けましておめでとうございます。とはいっても7日正月を過ぎての2015年最初のブログ更新となりました。今年もよろしくお願いいたします。
 1月6日は二十四節気の小寒でした。これから節分(立春)までが「寒の内」となり、本格的な寒さを迎える「寒の入り」です。歴便覧にも「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」とあり、益々寒くなる時期となりました。

   2015年初めての水彩画は、やはり初日の出、「城ケ島の初日」です。初日とはいっても正月3日の日の出で、毎年正月の朝は墓参り「正月詣り」をしますが初日も拝んできます。寒さに震えながら夜明け前の暗い海を眺めていると、次第に東の空が明るくなってきます。水平線を茜色に染めながら冬の陽が顔を覗かせると、暗く青黒い海が次第に黄金色に輝き、打ち寄せる波頭が白く光ります。陽がすこし高くなると、波の動きに合わせるように、海は黄色、橙色、青緑に色を変えて眩しく光ります。
15-01-08.jpg

  正月7日は七草粥、この日に七草粥をたべる習慣は中国から伝わり、平安初期に宮中で始まったとされています。旧暦の正月ですから今でいえば2月、若菜を食べ春の到来を喜んだのでしょう。「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」の七草、青菜の少ない時期にビタミンを取り入れ、正月のご馳走に疲れた胃腸を整えるのにも最適なのでしょう。

  おとうさん!お正月も終わりです!「七日は七草粥、残りの酒で一杯!いいねえ!」「今日はお粥ですよ!」「そうこなくっちゃ!七草粥っと・・七草なんぞ入ってないね!お~い、何が入っているのだ?」「正月の残り物をみんな入れましたからねえ!七草?お酒?そんなものありませんよ!“無くて七草”っていうじゃありませんか!」「ちょっと違うんじゃねえか!うちの歳神様~ことしも無事でありますように!」

  室町時代の禅僧一休宗純の狂歌に「門松(正月)は冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」というのがあります。「正月にひとつ歳を取ることは、あの世にひとつ近づいたこと、正月はめでたいと浮かれていないで、しっかりと世の役に立つように生きよ!」という意味でしょうか。一瞬たりとも留まることなく打ち寄せ揺れ動く波、様々な変化する初日の海のように、時の流れや世の中の動きはとどまること無く移り変わっていきます。そんな世の中で、しっかりと自分を見つめ、自らに正直に、楽しく元気に生きながらえたいと願った正月でした。
  皆様にとって、この一年が幸多い年でありますようお祈りいたします。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2015.01.08(Thu) 14:21] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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