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2014年12月31日 ()
  いよいよ今年も大晦日となりました。大晦日の行事は平安時代から行われていて、「歳神様」(としがみさま)をお迎えする準備の日でした。歳神様はその年の一年間を司る神様で、年の初めから来られるため、「正月様」(しょうがつさま)とも呼ばれ、各家々では訪れる神様をお迎えし、食事を共にしたりするため、大晦日から「年籠り」(としごもり)をして元旦も家で過ごすことが習わしでした。

  さて、今年最後の水彩画です。今日の水彩画は「霜が降りた木もれびの森」です。寒い森の朝、あたり一面に霜が降りて真っ白です。遅い朝陽が森の向こうに昇り森を照らしはじめると、落ち葉や落ち葉に埋もれた切り株に降りた霜が朝陽に輝き、温められるとゆっくりと融けていきます。寒さから身を守るように切り株や落ち葉の隙間に伸びた若木が、葉を広げ朝陽に背伸びをしています。
14-12-31.jpg

  平安時代の大晦日の行事に「鬼やらい」とも呼ばれる「追儺」」(ついな)があります。良くないものを追い払うために恐ろしいいでたちの導士によって執り行われた行事ですが、いまでも「なまはげ」などとして残っています。大晦日の年越し蕎麦は江戸時代から食べられるようになったようです。金箔職人が飛び散った金箔を集めるのにそば粉を使ったことから、年越しそばを残すと翌年金運に恵まれないといわれています。

  おとうさん!大晦日ですね!「あなたっ!外の掃除は終わりましたか、ガラスは拭きましたか?キレイにして歳神様を迎えるのですよ!早くっ!「はい、掃除は終わりです!そんなナマハゲみたいな顔で急がなくても、歳のかみさんならもういますよ・・」「何か言いましたか!」「まあまあ落ち着いて気を長く、蕎麦のようにね・・年越しそばで一杯やりながら、来年は金運に恵まれますようにっと、除夜のカネがねえ・・・」

  ことしも大晦日ぎりぎりで48枚目の水彩画を仕上げ、どうやら除夜の鐘が鳴る前には、ブログの更新ができそうです。「除夜の鐘」は、百八つの鐘をついて煩悩をひとつひとつ取り除き、清らかな心で正月を迎えようと鳴らすものです。煩悩とは「心を惑わし、身を悩ませる」もので、百八つもあるようです。
  まだまだ「心を惑わし、身を悩ませるもの」をたくさん持っている身ですが、今年も無事48枚の水彩画を描くことができました。これもブログの読者の皆様と友人や家族の愛あふれる激励とご支援の賜物です。一年間本当に有難うございました。来年も頑張って絵を描き続けますので、よろしくお願いいたします。
  みなさまどうぞ良いお年をお迎えください。「ゴーン・・・」まだ鳴っていません。

  ではまた、来年の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2014.12.31(Wed) 17:56] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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