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2014年12月22日 ()
  12月22日は二十四節気の「冬至」で、一年で最も昼が短く夜が長くなる日です。特に今年の冬至は19年に一度の「朔旦冬至」(さくたんとうじ)といって新月(朔)と冬至が重なる日にあたります。この日を境に、月が新月から復活し、太陽は一番弱い日から再び力が甦るという二つの復活が重なる大変めでたい日とされています。
 太陽が甦る冬至は一陽来復(いちようらいふく)といって、この日を境に運が向いてくるとしています。ですから、冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。南瓜(なんきん、かぼちゃ)、にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん……などを運盛り といって縁起をかついでいたのです。

  さて、今日の水彩画は「冬の朝陽に燃え尽きる木もれびの森」です。すっかり弱くなった冬の朝陽に、森の木々たちは枝に残った枯葉を精一杯燃やし、輝かせ、厳しい冬を乗り切る力を鼓舞しています。木枯しが吹き抜ける森の小道では、落ち葉たちが舞い踊り、木々を元気づけています。
14-12-20.jpg

  冬至に南瓜(かぼちゃ)を食べると中風にならず、長生きするという風習が全国に残っていますが、江戸時代の記録にはなく明治以降の意外と新しい風習といわれます。医学的にも、かぼちゃはビタミンAやカロチンが豊富なので、風邪や中風(脳血管疾患)予防に効果があるといわれます。
  冬至といえば柚子湯に入りますが、これは江戸の湯屋(銭湯)が客寄せのために始めたといわれます。これも冬至(とうじ、湯治)と柚子(ゆず)(融通がきく)の語呂合せから来たと思われていますが、もともとは運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)だったようです。また、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められていたようです。

  おとうさん、お風呂ですか!「あなた~お風呂をどうぞ!今日は柚子を入れてありますよ・・」「今日は冬至だ!柚子湯にカボチャだ!ヨッコラショ!いい湯だね~といいたいが、ぬるいね・・ハックション!」「あらもう出たのですか?ゆっくりと暖まってくればいいのに・・・」「ゆっくり入っていたら・・ハッ!ハクション!」「あら!もう風邪をひいたのですか?柚子湯に入ると一生風邪ひかない、というじゃありませんか?あなたには効かないのかしら?」「・・・・おれの運は“んの尽き”かなあ・・・・」

  冬至のカボチャや柚子湯は医学的な根拠がなかった昔から、健康維持に効果があるとして続けられてきました。先人の知恵とは、本当にすばらしいものですね。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2014.12.22(Mon) 07:27] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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