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2014年11月17日 ()
  秋も深まり寒さが増すこの頃、早くも北国や山々からは雪の便りが届きはじめました。七十二候では五十六候「地始凍(ち はじめて こおる)」(大地が凍り始めるころ)とあります。しかし日本では、この時期に「大地が凍りはじめる」いうのは、昔とはいえ早すぎます。恐らく、大地に霜が降り白くなった様子を「凍る」としたのでしょう。「凍る」は水以外のものがこおることをいい、水がこおるのは「氷る」といったようです。
 「秋深き隣は何をする人ぞ」(秋も深まり、旅先の宿で隣の人はどういう人か知らぬが、どんな生業をしている人であろうか、人恋しい)。これは芭蕉が起きて詠んだ最後の句と言われます。秋のもの悲しさがにじみ出てくるような句です。

  今日の水彩画は、「諏訪峡のもみじ」で峡谷の秋の第二幕です。赤や黄色の紅葉が渓谷の両岸を彩り、ざわざわと流れる谷川の川面に色を映します。谷の向こうから射しこむ秋の陽が、流れの漣波をキラキラと光らせ、モミジの葉を真紅に染め上げながら、谷間を明るく照らしていきます。
14-11-15.jpg

  秋は食べ物がおいしく、生きている喜びを味わえる季節でもあります。旬の食べ物と言えば、野菜ではホウレンソウです。冬葉との別名があるように冬野菜の代表格で、この時期が一番おいしいといわれます。「寒締め」(収穫前に冷温にさらす)をすることで、甘さが際立ち、栄養も凝縮される(ビタミンCは夏物の3倍)とのことです。
  旬の海の幸といえば蟹ですが、なかでも毛ガニが旨いですね。毛ガニの美味しさはミソにあるといわれ、身を食べた後に、カニみそが残った甲羅に日本酒をたっぷり注ぎ、直火であぶって呑みます。甲羅酒です。

  おとうさん、寒いですね!「ぶるっと!寒いね。こんな日は甲羅酒でも呑むと温まるのだが・・・」「あなた、毛ガニなど高くて手に入りませんよ!甲羅酒などと贅沢な・・」「カニみそなしカニ・・・まあ、味噌でもなめて酒を呑むか?」「あなた、カニみそがないなら味噌で、そこがミソですね!」「甲羅!刷毛に毛があり、家に毛ガニなし・・」

  先日、畑で長芋(山芋)堀に挑みました。昨年はうまく掘れず折れてしまったので、今年は手前から1メートル余り掘り下げ、芋めがけて水平に掘り進みました。この作戦が功を奏し、見事に育った長芋を傷付けることなく掘り出すことができました。 早速、掘り上げた長芋を擦りおろし、とろろ汁やとろろソバで舌鼓を打ちました。長芋は擦りおろすと黒く変色するものがあります。これはポリフェノールが酸化するためで、芋によって差があるようです。皮を剥いたら酢水につけると変色しにくいようです。

 ではまた、次回の水彩画をおたのしみに・・・・・サム ヤマモト
[2014.11.17(Mon) 20:13] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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