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2014年09月16日 ()
  九月も中旬になりすっかりと秋めいてきました。朝夕は一段と肌寒くなり、毛布一枚では寒くて朝早く目覚めてしまい、押し入れから布団を引き出してきました。
 七十二候の白露次候では、「鶺鴒鳴(せきれいなく)」とあり、セキレイが鳴きはじめる時期とされています。鶺鴒は街中でよく目にしますが、古くから日本人には馴染の鳥でスズメの仲間です。尾が長く、胸元が黒や白で、尾を上下に振りながら、素早く歩き回る可愛いらしい鳥です。昔は北海道で繁殖し、本州には寒くなってから渡ってくる冬鳥だったそうですが、今では本州全体に一年中いる留鳥になったようです。

 今日の水彩画は、「蝉の声が響く晩夏の渓谷」です。初秋の夜明けは盛夏に比べすっかり遅くなりました。夜明けからしばらくは暗いままだった谷川にも、ようやく朝陽があたりはじめます。向こう岸の山あいから朝陽が射しこみ、陽を待ちわびた木々の葉がうれしそうにキラキラと光り、水面がざわざわと水音を立てて騒ぎます。ツクツクボウシの声が谷間に響きわたり、夏の終わりを告げまわります。
14-09-13.jpg

  ツクツクボウシは8月の初めには成虫となり鳴きはじめますが、他のセミの声にかき消されて目立ちません。でも、ほかのセミが少なくなる8月終わりから9月はじめには鳴き声が際立つようになります。
 「ファーブル昆虫記」を子供の頃に還ってまた読み始めました。ファーブル先生は「セミの大きな鳴き声はオスがメスに聞かせる恋歌!」という話を聞いて、色々なことを試してみました。なかでもセミが鳴いている木の下で大砲を打つという実験では、セミは全く驚きもせず鳴き続けたそうです。セミの聞こえる音域が違うようなのです。

  おとうさん?最近耳が遠い?「あなた、庭の草取りをお願いできますか?」「・・・・・」「あなた!歳をとって耳が遠くなりましたか?草取りが済んだら、冷たいビールでもいかがかと思いましたが・・・・・」「なにっ!冷たいビールだと?」「聞こえているじゃありませんか、あなた!」「音域の違いだ!」「・・・セミの大砲?」

  9月15日は「敬老の日」でした。法律によれば「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日です。はじまりは、兵庫県野間谷村の村長さんが提唱した「としよりの日」で、農閑期で気候もいい9月15日にしたそうです。やがてこれが全国に広まり「敬老の日」として国民の祝日になりますが、ハピーマンデーとかで9月の第三月曜日が「敬老の日」になると、9月15日を「老人の日」とし老人週間を設けました。今年はたまたま「敬老の日」と「老人の日」が一緒になったということみたいです。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2014.09.16(Tue) 09:46] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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