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2014年08月26日 ()
  8月23日は二十四節気の処暑(しょしょ)です。処暑とは、暑さが峠を越えて後退し始めるころで、歴便覧には「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」とあります。酷暑だった今年の暑さもようやく峠を越えて、朝夕は涼しくなり、吹く風が幾分さわやかになったように感じます。
 台風が去った後、各地で大雨が降り大規模な土砂災害も発生するなど、大荒れの夏の天気でした。最近は気候が過激です。超大型の台風、過去に経験したことが無いほどの豪雨、竜巻、雹、猛暑、地球温暖化のツケが回ってきましたか。

  今日の水彩画は、「大岩が立ちはだかる夏の登山道」です。大岳山の山頂近くの岩場です。喘ぎ喘ぎ登っていき、一息入れようと立ち止まり見上げると、大きな岩が門番のように登山道を塞いでいます。ジリジリと照りつける夏の陽が岩を焼き、照り返しがあたりの暑さを増しています。このピークを超えるとあの木陰に逃げ込めるかと頑張ると、また現われる急登の岩場、でもいつかは頂上に着くと、痛む足腰に言い聞かせながら登ります。
14-08-25.jpg

  それにしても土砂災害が発生する前に、なんとか避難して命だけは救えないものでしょうか。空振りを恐れずに、避難できるときに指示が出せないものでしょうか。
 広島に降った雨は、2時間で200ミリを超える豪雨だったようです。この雨は、次々に発生した積乱雲がそびえるビルのように一列に並ぶ「バックビルディング現象」が降らせたものです。通常の積乱雲は雨を降らせ1時間程で消えますが、この現象では同じ場所で積乱雲が次々と発生し、狭い範囲に集中して大雨が降るといわれています。

  おとうさん、物干し台で何を?「スマホで雷雲情報を見たら、一時間後に雨が降りそうだと、うちのかみさんに・・・洗濯物入れては?と云ったら・・」「まだ乾いていません、降ってきたら入れてください!」「だとさ・・。これじゃオレの大雨予測情報がムダ!」「ですから、あなたがテルテル坊主で物干しにいれば、雨は降らないのでは?」

  今年の2月に、全球降水観測計画(GPM)の衛星がH-ⅡAロケットで打ち上げられました。この衛星は、地球大気中の降水を高頻度で観測できるそうです。このような衛星観測や気象シミュレーションなどで、集中豪雨の発生予測ができ、早い段階での避難に繋がるといいですね。「災害の威力がすでに地域の防災能力を超えている。個人や地域も一緒になって、人命を守る減災に取り組む必要がある」といわれています。かけがえのない命を災害からなんとしても守りたいものです。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・サム ヤマモト
[2014.08.26(Tue) 06:04] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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