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2014年08月08日 ()
  8月7日は二十四節気の立秋です。暦便覧には「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」とあり、秋の気配が現れてくるころなのです。とはいえ、猛暑日の続く毎日では、とても秋の気配は・・・。でも、朝夕の風が涼しく感じたり、空に秋の雲が見えたり、と注意深く観察してみると秋の気配が感じられます。立秋の七十二候の初侯には、涼風至(りょうふう いたる)とあり、涼しい風が立ち始める時期なのです。
  
   さて、今日の水彩画は、「夏の朝陽が射す木もれびの森」です。夏の木々の葉は、春先の淡いリーフグリーンと違い、濃いサップグリーンで森を覆います。その葉の隙間から夏の強い朝陽が森に射し込み、葉たちが涼風を求めて揺れるたびに光がゆれ動きます。木陰ではウバユリがひとり涼しげに花を開きます。
14-08-08.jpg

  この時期になると、木もれびの森にはいろいろなユリの花が咲きます。ヤマユリ、ササユリ、今日の絵にもあるウバユリなど。ユリは、北半球のアジア・欧州・北米にかけて広く分布しており、原種は100種類以上、品種は130を超えるといわれます。
  ウバユリはユリ科ウバユリ属で、ユリの仲間から少し外れています。真夏に林の中で花を水平に咲かせます。ウバユリの由来は、花の咲くころになると葉が無くなるので、「葉が無い」が「歯が無い」となり姥(うば)百合の名が付いたといわれます。実際にはハート形の葉が下の方にあり、しっかりとハートがあるという はなし です。

  おとうさん、ユリの花ですか?「いいねえ、ユリの花は、大きくて美しい・・立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花ってね・・・。色っぽいね!“君を花に例えたら・・白い百合のようだといえば♪・・”なんて歌があったね!えっ!うちのかみさんをユリに例えると?そうだな、オニユリ?ウバユリってとこかな!」「あなた~、ユリがどうかしましたか?」「いやいや、お前はさしずめオトメユリだなあ、ってこと・・ふう~」「なんですか?そのため息は!」「いや!ユリも枯れてきたかなあ・・・・」

  姥百合や姥桜(ヒガンザクラ)などは花の時期に葉が無いことから、「歯が無い=姥」の名前が付いたといわれますが、本来の意味は、「娘盛りが過ぎても、なお美しさが残っている女性」という褒め言葉だということです。ヒガンザクラやウバユリなどの花の美しさを見れば、本来の意味がよく理解できますね。
  ヤマユリ、コオニユリ、オニユリの鱗茎(ユリ根)は食用となり、雑煮、茶碗蒸し、みそ汁などに使われます。また、オニユリ、ハカタユリの球根は百合(びやくごう)という生薬になり、滋養強壮、利尿、鎮咳などの効果があるそうです。

 では、また次回の水彩画をお楽しみに・・・・・サム ヤマモト
[2014.08.08(Fri) 17:24] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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