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2014年07月23日 ()
  7月23日は二十四節気の「大暑(たいしょ)」で、快晴が続き、炎天下で気温が上がり続けます。歴便覧には「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」と記され、本格的な暑さとなります。この日から立秋までの15日間が大暑、小暑を含めた1ヶ月を「暑中」といい、立秋前の18日間が夏の「土用」です。
  「土用」といえば「うなぎ」ですが、本来は土用の間に巡ってくる丑の日に、「う」のつくものを食べて夏バテを防ぐことからきていて、うなぎに限らず、うどん、瓜、梅干しなどがあります。いずれも食欲が減退するこの時期にぴったりの食べ物です。

  今日の水彩画は、「夏の川釣り風景」です。梅雨の終わりの水かさの増した流れに入り、アユの友釣りです。釣果を望む釣り人の背に照りつける陽は、もう真夏の陽射しです。川原の石や対岸の岩、木々の葉が、強い日差しに焼けるようです。
14-07-23.jpg

  大暑の初候では、「桐始結花(きり はじめて はなをむすぶ)」とあり、桐の木に花と共に実が生り始める頃なのです。桐の木は、中国では鳳凰が羽を休める唯一の木として古くから神聖なものとされていました。桐の葉や花を図案化した家紋は桐花紋(とうかもん)と呼ばれ、皇室や室町幕府、豊臣政権など様々な政府が用い、今でも日本の内閣総理大臣や内閣の紋章として用いられています。
  桐の木は木目が美しく、軽く、湿気を通しにくく、しかも燃えにくいので、高級タンスなどに使われています。桐の文字は、「木と同じ」と書きますが、植物の分類からは桐は樹木ではなく、ゴマノハグサ科ノーゼンカヅラ属に属する草の仲間です。

  おとうさん、どうしました・・?「お~い!土用の丑の日ぐらいはウナギが食いたい!」「あなたウナギは絶滅危惧種に指定ですし、お値段も高いし、やめましょう!それにしても、なんで土用の丑の日にウナギなのですか?」「それはだな、昔々・・平賀源内とかいうひとが、夏は鰻が売れないと相談にきた鰻屋に、“本日丑の日”と書いて店先に貼ることを勧めた、というのが始まりみていだな!」「でしょう!鰻じゃなくても“う”がつく食べ物で夏バテが防げるのなら、冷たいうどんに梅干しでは?」「ううっ うどんがウメェ~・・これに菜(な)を加えると・・うなどんがウメェ~・・」

  日本人がウナギを食べ始めたのは新石器時代からといわれますが、今のような蒲焼にして食べ始めたのは江戸時代中期(18世紀半ば頃)で、ウナギを生きたままさばく技術と、醤油や味醂などの調味料の普及があったからだといわれています。先人の調理法開発に感謝しなくては・・・。

  ではまた、次回の水彩画をお楽しみに・・・・・・サム ヤマモト
[2014.07.23(Wed) 16:31] 季節Trackback(0) | Comments(0)
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